
自動運転の事故時、証言はどうする? 真実を記録する「EDR」【岩貞るみこの人道車医】
各国があの手この手で条約を「解釈」してレベル3の実現にこぎつけようとしている。そんななか、レベル3で私が一番気になるのは、自動走行中、ドライバーは周囲を見ていないから、事故の証言ができないんじゃないの?である。

善意の「必要なもの」が時として大迷惑になる【岩貞るみこの人道車医】
2019年は9月以降、関東周辺では台風の影響で大きな被害が出た。報道で状況を見るたびにつらくなるけれど、体力もなければ時間もなく、災害現場の映像を見るだけでお腹を壊すへなちょこな私に直接できることはほとんどない。

プロパイロット2.0の実現で浮かび上がった、高速道路の制限速度問題【岩貞るみこの人道車医】
私は(きっと私だけではないはず)、本線上を走る車両の流れに乗れるよう、加速車線ではめいっぱい加速していた。ところが警察庁の自動運転の会議に出ていたとき、ある事実を伝えられた。「加速車線の制限速度は、60km/hです」と。

暴走事故に一手、ボルボの「速度制限」と「パーキングブレーキ」を試した【岩貞るみこの人道車医】
池袋と福岡の事故には、共通点がある。ひとつは、速度を上げて暴走したこと。もうひとつは、同乗者がいたこと。つまり、速度を押さえられ、同乗者が対応できる機能がついていれば、この事故をなんとかできた可能性があることになる。

軽自動車のハンドルが「遠い」のはなぜ?軽ならではの深い事情とは【岩貞るみこの人道車医】
背もたれをもっと立れば、アクセル&ブレーキペダルの踏みかえが超絶やりにくい。これが世の中で頻発しているペダル踏み間違え事故の一因なのではと思うくらいだ。なぜ、テレスコはないのか?

あおり運転車にクルマをぶつけてしまった時、弁償は必要なのか?【岩貞るみこの人道車医】
◆停止した『あおり車』にクルマをぶつけてしまった時…
◆事象の起点と終点が誰に原因があったのか
◆ドライブレコーダーは3種(?)の神器

高齢者へのサポカー普及には「サブスクリプション」が必要だ【岩貞るみこの人道車医】
高齢者の事故を減らすのに期待されているサポカー。だけど、買い替えるっていったって、初期費用がとてもかかるのに、一般的な高齢者のどこにそんなお金があるというのだ。

一時停止線が交差点よりも「かなり手前」にある理由【岩貞るみこの人道車医】
警察庁の言い分は、「個別具体的に道路交通の状況に応じて、停止線を設置しております」なのだけれど、それじゃさっぱりわからないし、一時停止しようという気持ちがこれっぽっちも起きない。

「サポカー限定免許」あり?なし?そもそもサポカーの定義とは【岩貞るみこの人道車医】
ないよりはいい。それは間違いない。でも、75歳以上の高齢者が起こす死亡事故のうち、ペダル踏み間違いによる死亡事故は、わずかに5.4%(2018年)なのだ。

寿命に要注意!ドラレコに刺さりっぱなしのSDカード、実は交換が必要な理由【岩貞るみこの人道車医】
クルマは10年10万km保証がほとんどなんだし、ドライブレコーダーの記録媒体であるSDカードもそのくらいもつんじゃないの? と、うっかり言ったら叱られた。SDカードの寿命は私の想像をはるかに超える短さだったのである。