経済産業省は9日、7日分をもって申請受付を終了したエコカー補助金で、不交付となる8日の申請額を発表した。8日は、約74億円、約5万2000件の申請があった。
政府のエコカー補助金制度がついに底をついて、8日分はすべて交付しないという。人気車の「プリウス」の場合は7月に購入予約した人でもアウトのようだ。
オリックス自動車は、エコカー補助金の終了を受け、9日より「オリックス認定中古車エコカーライフ応援キャンペーン」を開始する。エコカーの中古車の購入についてキャッシュバックを行なう。
経済産業省は8日、エコカー補助金の7日の申請状況を公表した。7日は約92億円(6万6000件)を受理し、補助金残額が約10億円。現時点で、8日分の申請は既に予算額を超えていることが明らかとなり、7日分をもって申請受付を終了とすると発表した。
一定の燃費基準を満たした新車の購入者に対する政府のエコカー補助金制度が、すでに底をついた可能性があるという。今日の政府や自動車メーカーにみられる「ことなかれの体質」が浮き彫りになった突然の幕引きである。
経済産業省は7日、6日現在のエコカー補助金の予算残額が約102億円となったと発表。6日は、約116億円、約9万6000件の申請を受理した。7日分の申請が102億円を超えた場合、6日分をもって受付終了となる。
「お急ぎ下さい。エコカー補助金は予算枠がなくなり次第終了」。テレビCMなどで流れているとおり、エコカー補助金制度が9月末の期限を待たずに間もなく打ち切られるという。
次世代自動車振興センターは6日、エコカー補助金の申請に関して未反映の約130億円、9万3000台の修正を「エコカー補助金の執行状況」により発表した。3日現在の補助金残額は約218億円となり、今週一杯で打ち切りとなる可能性が高まった。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会、日本自動車輸入組合が発表した8月の新車販売台数は、前年同月比37.7%増の42万4986台となり、大幅増となった。
今年の夏の平均気温が1898年の観測開始以来113年間で最も暑い「異常気象」だったそうだが、8月の新車販売商戦も熱気に溢れていたようだった。
次世代自動車振興センターが1日発表した「エコカー補助金の執行状況」によると、8月31日現在の補助金の残額は約479億円。1日の申請受理金額が、30日が約43億円、31日が42億円と、40億円ペースとなった。
次世代自動車振興センターが31日発表した「エコカー補助金の執行状況」によると、8月30日現在の補助金の残額は約521億円。30億円台で推移していた申請が、30日はヒートアップし、申請受理金額は約43億円、台数は約3万3000台となった。
日産自動車は、小型トラック『アトラスF24』を一部改良し9月15日より販売を開始する。
次世代自動車振興センターが26日発表した「エコカー補助金の執行状況」によると、8月25日現在の補助金の残額は約626億円。駆け込みの申請が加速し、24日と25日の1日の申請受理金額は37億円を記録した。
日本自動車工業会は、7月のエコカー減税対象車の販売台数を発表した。重量車を除く登録車・軽自動車のエコカー減税対象車の販売台数は36万1820台となり、総販売台数に占める割合は78.6%と8割近くを占めるようになった。