このコラムの執筆も今年はきょうで仕事納めだが、この1年を改めて振り返ってみると、前半はトヨタのリコール騒動に振り回され、後半はエコカー補助金終了と急激な円高で自動車各社の迷走ぶりが浮き彫りになった。
1位トヨタリコール問題、2位エコカー補助金ドタバタ終了、3位日本EV大フィーバー。4位以降は…順位・見出し確定へ。
日本自動車工業会は24日、11月のエコカー減税対象車の販売台数を発表。11月の重量車を除く登録車・軽自動車のエコカー減税対象車の販売台数は21万3384台となった。
円高は2010年秋のハイライトなのではないでしょうか。エコカー補助金終了で生産余力があるのに円高によって輸出ができない。国内生産はダブついてしまう。
三菱自動車は、ミニバン『デリカD:5』を一部改良し、2011年1月7日から発売する。従来から全車に採用している「減速エネルギー回生システム(高効率発電制御)」の制御を変更して低燃費化した。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、2011年2月に発売する予定の新型ミニバン『シャラン』が型式を取得し、エコカー減税の対象になると発表した。
日本自動車販売協会連合会が1日発表した、11月の新車登録台数(軽除く)は、前年同月比30.7%減の20万3246台となり、大幅な落ち込みとなった。エコカー補助金が終了したことにより3か月連続でマイナス、需要を先食いしていた反動が表面化した。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、7人乗りコンパクトミニバン『ゴルフ・トゥーラン』をモデルチェンジし、11月22日から受注を開始した。2011年1月11日から発売する。
ビー・エム・ダブリューは18日、BMWブランドのラインナップで新たに『X5 xDrive35i』『X6 xDrive35i』『535iグランツーリスモ』が、エコカー減税対象モデルになったと発表した。
懐かしいホンダ『シティ・カブリオレ』。このクルマ、26年前に初年度登録しているにも関わらず、自動車税、重量税はエコカー減税が適用されている。その理由はEVコンバート。
街角で働く人たちに景況感を聞く10月の景気ウオッチャー調査の結果を内閣府が発表したが足もとの景気実感を示す現状判断指数は3カ月連続で悪化。エコカー補助金終了などによる個人消費の落ち込みが響いたという。
日本自動車工業会は、9月のエコカー減税対象モデルの販売台数を発表した。
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、『5シリーズ』の「535iセダン」、「528iツーリング」、「535iツーリング」の3モデルが新たにエコカー減税対象モデルになったと発表した。
FCCは、2010年9月中間期の連結決算業績見通しを上方修正した。エコカー補助金制度の効果で国内新車市場は好調に推移し、同社も四輪車用クラッチ販売が計画を上回ったため、売上高を550億円から588億円に上方修正した。
景気が「足踏み状態」という。政府が発表した10月の月例経済報告で景気の基調判断を9月の「持ち直し」から「足踏み状態となっている」と下方修正したもので、エコカー補助金終了でブレーキがかかった影響も指摘する。