2日、全国で政府要請による節電期間がスタートした。電力需要がひっ迫している関西電力管内では一昨年夏比15%以上、そのほか九州、四国、中国、中部、北陸の各電力管内でも一昨年比で5〜10%以上の節電が要請される。
再生可能エネルギー源(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)を用いて発電された電気を、一定の期間・価格で電気事業者が買い取ることを義務付ける「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」が、2012年7月1日からスタートする。
日本コカ・コーラは、富士電機の子会社である富士電機リテイルシステムズと、冷却のための電力を最長16時間使用しないピークシフト型自動販売機「A011号機」を共同開発した。7月2日からフィールドテストを実施する。
トレンド総研は27日、専業主婦を対象に実施した「“朝家事と節電”に関する意識調査」の結果を発表した。朝の時間帯の活動でできる節電対策、いわゆる「朝節電」に注目した内容で、調査期間は5月28日〜30日、全国の20代〜40代の専業主婦500名から回答を得た。
システムトークスは、節電や災害時の対策のほか屋外活動に利用できるソーラー発電機「SUGOI SOLAR」(型番:SS-512EC)を発表した。販売開始は7月中旬。価格はオープンで、予想実売価格は5980円前後。
ヤフーは22日、通年電力需要のピークを迎える夏の時期に向けて、節電に関する情報をまとめた特集ページ「節電ガイド2012夏」を公開した。
2度目の節電の夏を目前に控え、テックリンクが極めてシンプルな照明器具向け省エネグッズを展示している。直管蛍光灯の照明器具にPET樹脂製の反射板『ECOミラー』を取り付けるだけで照度が約1.6倍になるというもの。
大王製紙は8日、2011年夏より自家発電の一部を四国電力へ供給してきた同社三島工場について、今夏も継続供給すると発表した。
関西電力は、北陸電力、四国電力から地域間連系線を通じて中部電力と協力して電力を受けることで北陸電力、四国電力の調整力を確保し、両エリアの風力発電を拡大する取り組みに協力することで合意した。
関西電力の電力供給不足により、関西地区はこの夏、最も過酷な節電対策が求められる。一部報道で大阪市交通局は夏の間、車両の冷房は続けるが、市営地下鉄全133駅の冷房を正午から15時まで止めることについても検討をしているというもの。
鹿島は、電力のピークをビル側で自動的に制御して、ピーク時電力の20%以上節電できる「鹿島スマート電力マネジメントシステム」を開発した。
三菱自動車の益子修社長は26日、2012年3月期決算会見の席上、昨年夏に実施した土・日曜日の操業について、今年はやらないという考えを示した。
住友電気工業は、世界最大規模のレドックスフロー電池と、国内最大規模の集光型太陽光発電装置とで構成する、メガワット級蓄発電システムを開発、横浜製作所(横浜市栄区田谷町)で実証システムの建設に着手した。7月から運転を開始する予定。
電気事業連合会が16日発表した電力会社10社合計の2011年度の発受電電力量は、前年度比5.1%減の9372億kWh。火力発電が原子力発電のマイナスをカバーし、同25.8%増の6107億kWh、新エネルギー等が同5.1%増の25億kWhだった。
日本自動車工業会の志賀俊之会長は13日の定例会見で、節電対策で昨2011年夏に実施した休日シフトについて「個人的には不健康なやり方だったかなと思っている」とした上で、「おそらく同じことはもう難しいだろう」との見通しを示した。