富士重工業(スバル)は、ITS推進協議会が推進する「ITS-Safety2010」の公開デモンストレーションに参加すると発表した。
トヨタ自動車は19日、ITS技術の活用により交通事故低減を目指す「インフラ協調による安全運転支援システム」の2010年度からの実用化に向け、2月25日から28日にかけて実施される 「ITS-Safety 2010 08年度大規模実証実験」の公開デモンストレーションに参加すると発表した。
ホンダは、25日から28に行われる「ITS-Safety2010」公開デモンストレーションにおいて、ITを活用した予防安全運転支援装備を搭載した四輪車、二輪車、電動カートの先進安全研究車を一般公開する。
マツダは17日、ITSを活用した安全運転支援システムの合同実証実験である「ITS-Safety 2010」に参加すると発表した。
今回のASV-4公道実証実験では30台の車両が参加しているが、車載器(沖電気製)以外の部分では各社がそれぞれ独自の技術を用いていた。
マツダはMPVベースの実験車両でデモ。T字路での出会い頭、左折時の二輪巻き込み、前方渋滞時の追突、右折時の直進車両との事故防止といった4つのパターンでの安全運転支援実験をおこなった。
「車車間通信による安全運転支援システム実用化に向けた公道総合実験」(1月30日、東京・お台場地区)では、自動車メーカーなど各社が用意した実験車両30台が集合した。メルセデスベンツやフォルクスワーゲンなど、輸入車も2台が登場し、華やかな報道公開となった。
日野自動車は、コミュニティバスの『ポンチョ』をベースにした実験車両を持ち込んだ。
今回の「ASV(先進安全自動車)-4」公道実験は、国産社・輸入車を含めた30台の実験車両が公道上を同時に走行して、車車間通信を利用した安全運転支援の効果を検証するというものだ。
国土交通省「車車間通信による安全運転支援システム実用化に向けた公道総合実験」では、「ASV-4」の実証実験のための実験車が各メーカーから30台も集まったが、実験車にはASVのほか、DSSSやスマートウェイなどの車載システムも搭載されていた。
三菱ふそうトラック・バスは、交通事故低減を目的とした安全運転システムを搭載した「FUSO ASV-4」を開発、官民合同組織「ITS推進協議会」が実施する、大規模公道実証実験「ITS-Safety2010」に参加する。
ITS推進協議会は、2月25日から28日にかけてお台場(東京都臨海副都心地区)で実施予定の公開イベントを周知する「ITS-SAFETY 2010 '08年度大規模合同実証実験 公開デモンストレーション」ウェブサイトを開設した。
メルセデス・ベンツ日本は、「ITS推進協議会」が実施する「ITS-Safety2010 08年度大規模実証実験」に参加。2月25日から公道実走行公開デモンストレーションが予定されている。
三菱自動車は、高度道路交通システムのITSプロジェクトに関連して、軽乗用車『i』、ミニバン『デリカD:5』をベースに実験車3台を開発し、「ITS推進協議会」が実施する大規模実証実験「ITS-Safety2010」に参加すると発表した。
スズキは、官民合同組織「ITS推進協議会」による大規模実証実験「ITS-Safety2010」に、安全運転支援システムを搭載した『ワゴンR ASV-4』、『スイフト ASV-4』、『スカイウェイブ250 ASV-4』で参加すると発表した。