
クライスラー出身のルッツ氏、GMの全権掌握か「間違った方向に進んだ」
GMノースアメリカのトップの座についたボブ・ルッツ氏だが、現在の焦点はプロダクツ部門の最高責任者となったルッツ氏が、マーケティング部門も傘下に納め、実質的にGMの全権を掌握するかどうか、という点だ。

日本のエアバッグメーカー、タカタがGMとデルファイを告訴
日本のエアバッグメーカーであるタカタが、GMとデルファイに対して1992年にさかのぼった特許を巡る裁判を起した。デルファイが含まれているのは、92年の時点ではデルファイがまだGMの子会社だったため。

汚れたオリンピック、でも環境にはクリーンな「GMフリート」
米ゼネラルモーターズ(GM)は、2002年の冬季オリンピックで、合計5000台の移動用車両を提供すると発表した。5000台のうち、200台は代替燃料自動車とし、環境に配慮する。

GMでダイムラー・クライスラーへの恨み晴らす!! ……ボブ・ルッツ北米会長
ゼネラルモーターズは、もとクライスラー社長だったロバート(ボブ)・ルッツ氏を北米事業部門の会長に就任する人事を発表した(既報)。ルッツ氏はGMで最重要の北米事業の総責任者となって新車の開発から販売まで全ての戦略を立てる。

GMで、もっと大きな人事異動が!!
フォードのCEO、ジャック・ナッサー氏辞任のニュースはデトロイトを驚かせたが、ライバルのGMでもそれに劣らぬ大きな人事の変化が発表された。GM北米事業担当社長、ロン・ザレーラ氏の辞任である。

GMで1兆円以上の購買を担当する役員が交代、トヨタとの関係は?
GM(ゼネラルモーターズ)は、世界購買、生産管理、物流を担当の上席副社長のハロルド・カトナー上席副社長が今年12月31日付けで退任すると発表した。後任には、ボー・アンダーソン副社長が12月1日付けで就任する。

カナダ国境を封鎖せよ---テロリストはデトロイト経由で入国?
9月のテロ事件で、実行犯の何人かは入国管理の緩やかなカナダ経由でアメリカに入ったことが明らかにされている。そのためアメリカではメキシコ、カナダとの国境警備に力を入れているのだが、それが自動車メーカーに思わぬ打撃を与えている。

2002年型シボレー『ブレイザー』---高いのも、安いのもあるよ
日本GMは8日、2002年型シボレー『ブレイザー』の価格を発表した。標準仕様の「LS」が298万円、高級バージョンの「LT」が349万円で、日本では10日から発売を開始する。両モデルとも右ハンドル仕様となっている。

GM、シェブロン・テキサコと提携して、燃料電池車実用化を前倒し!!
GMは、エネルギー会社のシェブロン・テキサコ社と燃料電池自動車用ガソリン改質分野で相互協力することで合意した。GMは今回の提携で、ガソリン改質の燃料電池の市場投入がさらに早まるとの見通しを発表した。

GM電力が登場? ---家庭用燃料電池だ
カリフォルニア州などが電力不足に苦しむアメリカで、現在産業界の注目を集めているのが燃料電池による本格的な電力供給の可能性。そして自動車への利用で他の産業に先駆け巨額の投資を燃料電池に対して行っているGMやフォードに、電力供給への期待が高まっている。