IHIは、取締役会で、決算の大幅修正に伴う課徴金15億9457万9999円を納付することを決議したと発表した。課徴金としては過去最高額となる。
IHIがエネルギー・プラント事業で巨額損失を計上しながら、業績に反映させずに決算を訂正していた問題で、証券取引等監視委員会は、金融庁設置法第20条第1項の規定に基づいて15億9457万9999円の課徴金納付命令を発出すべきであるとして金融庁に勧告した。
IHIは、2008年3月期連結決算の業績見通しを下方修正した。売上高は1兆3200億円と前回発表から据え置いたものの、営業赤字が150億円から180億円と赤字幅が拡大する見通し。
IHIとJFEホールディングスは、IHI子会社のアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドとJFEの子会社ユニバーサル造船の経営統合に向けて具体的な検討に入ることについて合意したと発表した。
IHIは、中国で自動車用過給機(ターボチャージャー)を製造する江蘇石川島増圧器有限公司(JIT)に対する出資比率を引き上げ、子会社化すると発表した。
IHIは、4月1日付けで子会社4社、7月1日付けで子会社15社の社名を変更すると発表した。
IHIは、従来製品より20%の小型化を実現した世界最小クラスのターボチャージャ「RHF25」を開発し、ダイハツ工業向けに納入を開始したと発表した。
IHIは、2007年9月中間期の連結決算を発表した。中間期は連結売上高が前年同期比5.6%増の5464億円だった。しかし、エネルギー・プラント事業の業績が大幅に悪化、営業赤字は544億1900万円、経常赤字が597億4300万円となる見通し。
IHIは、海外プラント事業で大幅な損失を計上、2008年3月期業績見通しを下方修正するなどしたことから、伊藤源嗣代表取締役会長が引責辞任すると発表した。
IHIは、業績予想を大幅に下方修正したことに関したことから調査している「社内調査委員会」での調査結果を公表した。
IHIは、東京都江東区豊洲の土地を第一生命保険に売却すると発表した。IHIは豊洲の土地の一部を売却した三菱地所と共同オフィスビル事業を展開しているが、新たにオフィスビルを建設する予定の第一生命に土地を売却する。
業績見通しを大幅に下方修正したIHIは、社内調査の進捗状況などを発表した。調査内容の精査・確定の詰めを残しており, 11月末を目処に社内報告書を社外調査委員会に提出する予定としている。
三菱重工業は、同社が海外造船所から受注した、三菱UE型舶用低速ディーゼル機関4台の製造を、ディーゼルユナイテッド(DU)に委託すると発表した。
IHIは、業績予想を大幅に下方修正したことに関連して設置する「社外調査委員会」の委員を決定したと発表した。
石川島播磨重工業(IHI)は、機械事業のグループ子会社5社を7月1日付けで3社に再編し、機械事業の基盤強化を図ると発表した。