神戸製鋼所は、品質データを改ざんして製品の出荷先525社のうち、496社で製品の安全性を確認したと発表した。これで94.4%で安全性を確認した。
神戸製鋼所は8日、同社とグループ会社がカナダにおいて訴訟提起されたことを明らかにした。原告はいずれもカナダ在住の4人の個人で、同社グループの製造した自動車向け金属製品を使用した自動車を所有している。
神戸製鋼所は、製品データの改ざん問題でJISの認証機関から品質管理体制に問題があるとして12月5日、長府製造所のアルミ押出工場でのJIS認証の一時停止通知を受けたと発表した。
神戸製鋼所は、品質データを改ざんしていた製品についての安全性確認が9割を超えたと発表した。
神戸製鋼所は、JISの認証機関である日本品質保証機構(JQA)による審査で、コベルコマテリアル銅管(KMCT)が製造する製品がJIS規格を満たしていないとして認証取り消しの通知を受けたと発表した。
神戸製鋼所は10日午後、アルミ・銅製品を中心にした検査データ改ざんに関する調査報告書を経済産業省に提出。同日、川崎博也社長らは都内で会見を開き、その内容について説明した。
11月7日までに、ホンダの二輪車で神戸製鋼所からの直接購入がないことがわかった。サプライヤーからの間接的な購入は、1モデルで複数あることも明らかにした。該当する部品の公表はしなかった。
トヨタ自動車は11月6日、神戸製鋼所の検査データ改ざんによる車両への影響について、第2報を発表。銅製品を除く、国内仕入先経由で購入した素材すべてについて、安全性に問題のないことを確認したと発表した。
神戸製鋼所は、アルミ部材や鉄粉などの製品の品質データを改ざんしていた問題で、2018年3月期通期の業績見通しで、当期利益を「未定」とした。また、中間配当も見送る。
神戸製鋼所は26日、同社グループが広範囲で行っていた検査成績書データ改ざんの検証で、川崎博也社長が経過報告を行った。525社中437社で安全性確認が進んだという。
神戸製鋼所は、品質データを改ざんしていた問題で、安全性の検証状況を発表するとともに、「外部調査委員会」を設置すると発表した。
神戸製鋼所は、子会社のコベルコマテリアル銅管(KMCT)のや秦野工場でJIS表示認定が取り消されたと発表した。
アルミニウム製品などのデータ改ざん問題で揺れる神戸製鋼所に対し、日本工業規格(JIS)の認証機関が、立ち入り審査する工場を全国で20拠点に広がることが分かったという。
住友ゴムは10月24日、検査データ改ざんが発覚した神戸製鋼所製の素材について、タイヤの鉄鋼部材に使用されているが、性能や安全性に問題はないと発表した。
石井啓一国交相は24日の会見で、三重県いなべ市にある神戸製鋼所大安(だいあん)工場に10月23~25日にかけて、立入検査に入ってることを明らかにした。航空機関連で納品されている部材の品質について確認する。