2016年に打ち上げを目指すNASAの小惑星探査機『OSIRIS-REx(オサイリス・レックス)』プロジェクトチームは、一般からの応援メッセージを探査機のタイムカプセルに乗せて共に宇宙を旅するキャンペーンを開始している。
2014年9月3日、米NanoRacks(ナノラックス)社は、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」から超小型衛星を放出する機構に不具合が発生したと発表した。衛星放出ミッションは現在休止している。
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(カブリIPMU)のウィプー・ルジョーパカーン特任研究員を含む、米国アリゾナ大学などの研究グループは、赤外線望遠鏡で巨大小惑星が衝突する様子をとらえた。
オランダ・ユトレヒトのゾンネブルグ・ミュージアム&オブザバトリーから8月18日に盗まれた「Serooskerken」隕石が22日、何者かによって付近のテニスコートに置かれていたことが判明した。
米テネシー大学の研究チームは、小惑星イトカワと同じがれきが集合したタイプの小惑星「1950 DA」が重力・摩擦力に加え、ファンデルワールス力と呼ばれる結合力で凝集しているとの観測結果を発表した。
2014年8月12日、NASAは、NASA/JAXA共同の熱帯降雨観測衛星『TRMM(トリム)』の軌道維持のための推進剤が残りわずかとなり、高度402キロメートルの軌道から降下を始めていることを公表した。
2014年8月14日、NASAは2006年に地球に帰還した『スターダスト』探査機が収集した宇宙の塵の中から、太陽系の外から来たと思われる7つの星間物質が発見されたと発表した。確認されれば、史上初の太陽系外物質のサンプルとなる。
国立天文台は、アルマ望遠鏡により、冥王星と衛星「カロン」の位置が非常に精密に測定されたと発表した。
米航空宇宙局(NASA)は7月29日、スペースシャトルに2回搭乗したマイク・マッシミノ宇宙飛行士が退職し、今後はコロンビア大学の常勤講師として活動すると発表した。
2014年7月23日、米シエラ・ネバダ(SNC)社は再使用型有人宇宙船『Dream Chaser(ドリームチェイサー)』開発について、JAXA 宇宙航空研究開発機構と協力するとの覚書を交わしたと発表した。
2014年7月24日、NASA極限環境ミッション運用『NEEMO』訓練に参加する日本人宇宙飛行士、星出彰彦さんが海底から中継インタビューを行った。星出さんは海底研究施設に滞在する4人の宇宙飛行士のコマンダーを務めている。
宇宙航空研究開発機構は、海底研究室で「第18回NASA極限環境ミッション運用」(NEEMO)訓練に参加中の星出彰彦宇宙飛行士への質問を受け付けている。
プログレス補給船(56P)がバイコヌール時間2014年7月24日午前3時44分(日本時間7月24日午前6時44分)、ロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打上げられる。
星出彰彦宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在に向けた訓練の一環として、第18回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO18)訓練にコマンダーとして参加する。
2014年7月15日、アリゾナ州立大学とアメリカ地質学局(USGS)は、火星の地形を記録した最も精密な地図作成を開始すると発表した。