ダイハツ工業は、新型SUVの『ビーゴ』の発売1カ月間の受注台数が2000台となり、月販目標の4倍になったと発表した。
トヨタ自動車は、1月17日から発売した新型『ラッシュ』の受注台数が発売から1カ月間で月販目標の4倍の6000台になったと発表した。
プジョーが新たに提案するコンパクトカー『1007』に、どんなライバルが存在するのか、商品企画グループマネージャーの浅野厚志氏は「日本市場ではトヨタ『ラクティス』や『ラッシュ』ですかね。個性的な国産車もライバルになります」と語った。
ダイハツとトヨタが共同開発したダイハツ『ビーゴ』とトヨタ『ラッシュ』。先代にあたる『テリオス』/『キャミ』の関係は、まずダイハツが開発し、その後にトヨタが買う関係だったが、ビーゴ/ラッシュは企画、開発段階から共同作業だ。
デザインについて、ダイハツ『ビーゴ』/トヨタ『ラッシュ』の一番の特徴は「デザイン的なギミックではなく、ロングホイールベースとショートオーバーハングがもたらす独自のプロポーションだ」という。
ダイハツとトヨタがこれまでにない強力タッグを組んで開発したのが、新世代のベストコンパクトSUV「ビーゴ/ラッシュ」。ダイナミックさとクールさを合わせ持つエクステリアと、コンパクトの領域を超えた上質なインテリアを持つ注目の1台である。
「ユーザーはさわやか体育会系の若い男女。大きなクルマは嫌うが普通と違うクルマを求める人に向けている。アクティブな若者へのアピールとして撥水加工のシートや広いラゲッジも備えている」
17日に同時発表されたダイハツ『ビーゴ』とトヨタ『ラッシュ』。旧型にあたるダイハツ『テリオス』からの進化について開発者は「軽規格車ベースでなくなったことで室内空間が増大したことが最大の恩恵」と語る。
新型コンパクトSUVのダイハツ『ビーゴ』/トヨタ『ラッシュ』にはFRの2WDも用意されているが、やはりメインは4WDだ。この4WDはメカニカルセンターデフロック付フルタイム方式を採用しており、通常走行時は前後に50対50の駆動力配分を行っている。
新型SUVのダイハツ『ビーゴ』とトヨタ『ラッシュ』との違いは、ダイハツとトヨタのメーカー&車名のエンブレムだけだ。あとはグレード展開も含め、同じ構成だが、上級グレードに関してはラッシュの価格が高い。
新型コンパクトSUVのダイハツ『ビーゴ』/トヨタ『ラッシュ』(17日発表)に乗って驚くのが、SUVらしく機能的にデザインされたインテリアだ。
新型コンパクトSUVのダイハツ『ビーゴ』/トヨタ『ラッシュ』は4メートルを切る全長ながら、なかなか広いラゲッジルームを持っている。リヤシートを使用した状態でも、380リットルの容量があり、レギュラーサイズのゴルフバッグなら4個も載せることができる。
新型コンパクトSUVのダイハツ『ビーゴ』/トヨタ『ラッシュ』(17日発表)のメインターゲットは、やはり今までのSUVと同じように、アウトドアスポーツを趣味する若い男性となるが、女性も意識している。
アムラックストヨタでは、アムラックス東京ならびにMEGA WEBにおいて、新型車『ラッシュ』の全カラー、全グレードを取り揃えた「特別展示」、および「無料試乗キャンペーン」を開催。
新型コンパクトSUVのダイハツ『ビーゴ』/トヨタ『ラッシュ』の前身となる、ダイハツ『テリオス』/トヨタ『キャミ』の車体のベースは軽自動車のダイハツ『テリオスキッド』だった。だが、後継となるビーゴ/ラッシュは小型車専用ボディを採用している。