ホンダブースでは次世代スポーツコンセプトカー『スポーツ4コンセプト』を出展。インテリジェント・ナイトビジョンシステムを始め、全乗員の快適な居住空間を確保する室内や、個々のタイヤにかかるトラクションを自在にコントロールする世界初の制御技術「SH-AWD」など、現代スポーツカーの次元を超えたクルマとなっている。
日産ブースでは次世代『GT-R』のコンセプトモデル『GT-Rプロト』が登場。『GT-Rコンセプト』から約4年の歳月が過ぎ、完成度を深めた姿を、自信に満ちたゴーンCEOと共に現した。
ダイハツのハイブリッド・オープン2シーター『HVS』。コンセプトカーとは思えないほどのエクステリアだが、その中身であるハイブリッドシステムや足回りも既に完成の域に達するほどの出来映え。『コペン』とは違う次元で、大人が知的に楽しめるクルマである。
トヨタの福祉車両『アイシス・サイドリフトアップシート車』。今回ウェルキャブシリーズとして出展されたこのクルマは、セカンドシートがリフトシートとして車両外の脇まで移動し、車いすとの乗り降りがし易くなっている。
トヨタの次世代ハイブリッドミニバン『エスティマ・ハイブリッドコンセプト』。完成度の高い室内や、さらに進化したハイブリッドシステムなど話題性のあるクルマである。また外装は正面から見ると、まるで猛禽類をほうふつさせるデザインだ。
トヨタのコンセプトカー『Fine-X』は両側大型ガルウィングを装備した燃料電池ハイブリッド車。運転席側のドアを開けると座席が外向きに回転して乗員を出迎えてくれる「電動お迎えシート」機能など、まさに現代のカゴ屋的なニュアンスをかもしだしている。
フィアットのジャパンプレミアは、イタリアを代表するキッチン・ハウスウェアのトップブランド アレッシィとのコラボレーションによって生まれた『パンダアレッシィ』。パンダのデザインがよりポップになって2006年登場だ。
クライスラーが出品したコンセプトカー『あきの』。おにぎりのようなファニーなフォルムに素材感のある内装とクライスラーのモチーフ、色遣いでシックなクオリティ感を醸し出す。
トライアンフ『ボンネビル』をベースに、ポールスミスのエッセンスを随所にちりばめたコラボモデル。お約束とはいえポールスミスカラーはブリティッシュブランドによく似合う。
アウディが公開したコンセプト『シューティングブレイク・コンセプト』。コンパクトなプレミアムスポーツの提案。BMW『Z4クーペ』やポルシェ『ケイマン』とイメージが重なる。
関係者の間でも評判の高かったコンセプトカー、マツダ『先駆』。その質感とフォルム、グラフィックの組み合わせで、実物としてクオリティの高いプレゼンスが高評価の要因だ。そのカッティングエッジぶりをたくさんの画像でどうぞ。
BMWモトラッドがリリースするエンデューロレーサー『HP2』。ボクサーエンジンの低重心を活かしたオフロードボクサーだ。乾燥重量は175kgと想像よりずっと軽く仕上がっているが、シート高といい価格(241万5000円)といい、遠慮なく乗りこなせる人は限られる。が、それだけにプレミアムだとも言える。
フィアットのジャパンプレミアムは『グランデプント』。Bセグメントの『プント』後継だが、全長×全幅×全高(4030×1687×1490mm)と一回り大きくなってBとCとの中間サイズへ。ジウジアーロがデザイン。日本には2006年登場、価格はプントから若干上がりそうだ。ヨーロッパでは、プントとの併売になっている。
来春日本国内でも発売予定の、ルノー『ルーテシア』(本国名『クリオ』)。そのルーテシアをベースにした「ルーテシア・ルノースポール・コンセプト」が参考出品された。
先月日本国内発売したばかりのルノー『グランセニック』も、東京モーターショー・ルノーブースにお目見え。全長×全幅×全高は4495×1810×1635mmの7人乗り3列シートのミニバンだ。