【伊東大厚のトラフィック計量学】道路からのCO2を測る 環状道路と東京の渋滞 その4
渋滞情報のデータを活用し、詳細に計算したところ、首都高速王子線開通によって渋滞が減り、東京23区全体のCO2は2万−3万トン削減された。王子線の開通は、東京23区の渋滞軽減とCO2削減に効果があったと言ってよい。
首都高の料金所で工事通行止め…ETC安全対策
首都高速道路では、収受員のレーン横断を回避し利用者に安全に料金所を通過してもらうために、4月1日からセンターブース化など料金所の改築工事を実施する。その間、該当の料金所は通行止めになる。
首都高、ETC利用履歴発行プリンターが12カ所に
首都高速道路は、「用賀PA(3号渋谷線上り)」、「永福PA(4号新宿線上り)」、「平和島(下)PA(1号羽田線下り)」の3カ所に、「ETC利用履歴発行プリンター」を新たに設置した。
【伊東大厚のトラフィック計量学】道路からのCO2を測る 環状道路と東京の渋滞 その3
道路の開通によるCO2削減効果を検証するには、どんなデータが必要なのだろうか。CO2は、交通量(走行距離)と走行距離あたりのCO2排出量から計算する。後者は、道路の種類や渋滞の有無に左右される旅行速度や車種によって異なる。正確な値を出すには、車種、時間帯、道路区間別の交通量と速度のデータからの積上げが必要になる。
首都高、ETC利用履歴発行プリンターを増設
首都高速道路では、今まで3カ所のPA(平和島上り、八潮、大黒)に設置されていた「ETC利用履歴発行プリンター」を6カ所のPAに増設、合計で9カ所で利用できるようになったと発表した。
【プレゼント】首都高史上最大規模、ETCを5000台に
首都高速道では、3月15日から27日までの期間で、「5000台に当たるETCプレゼントキャンペーン」を実施している。5000名にETC車載器があたる。取付・セットアップ費用も含まれる。
ETCパーソナルカードキャンペーンを首都高が実施
首都高速道路では、「ETCパーソナルカードキャンペーン」を3月13日−9月30日の期間で実施する。通常年会費が1200円掛かるところを、キャンペーン中にETCパーソナルカードを申し込むと、初年度は無料になる。
【伊東大厚のトラフィック計量学】道路からのCO2を測る 環状道路と東京の渋滞 その2
環状道路は、渋滞軽減効果があると言われているが、どのくらい効果があるのだろうか。前回紹介した首都高速中央環状線(中環)の王子線を例にとり、効果を検証してみよう。
首都高で、ETCカード未挿入お知らせアンテナを8カ所増設
首都高速道路では、「ETCカード未挿入お知らせアンテナ」を8カ所増設、2月から運用を開始したと発表した。これで48カ所となる。
【伊東大厚のトラフィック計量学】道路からのCO2を測る 環状道路と東京の渋滞 その1
環状道路は、都心部への交通集中を防ぎ、渋滞軽減効果があると言われている。東京は、世界有数の大都市にもかかわらず、環状道路、特に高速道路規格の環状道路が未整備だ。
