これまでの一般的な常識からすれば信じられないほど静かで滑らかな新世代ディーゼルエンジン搭載の、メルセデス・セダン。そのうえ驚くべき高性能でもある。
「遅い、うるさい、きたない」のディーゼル三悪を返上した新世代ディーゼル車。ガソリンの『E350』と直接、乗り比べても、「あれっ、いま乗ってるの、どっちだったっけ」としばしば迷うほどの出来。
初めて乗った瞬間に、欧州でディーゼルが大人気な理由がすぐに理解できた。それだけ力強く、静粛性も高いのだ。おまけに燃費もよく、軽油なので燃料代も節約できるとあれば、欧州で約7割の人が『Eクラス』の中でディーゼルを選んでいてもまったく不思議ではない。
ギネスブック公認、イギリス一周コースで世界一の好燃費を記録した宮野滋氏が今度は日本で新たな記録に挑戦。メルセデスベンツ『E320CDI』で東京−鹿児島の無給油燃費記録にチャレンジ、見事完走を果たした。
ギネスブック公認、イギリス一周コースで世界一の好燃費を記録した宮野滋氏が今度は日本で新たな記録に挑戦。メルセデスベンツ『E320CDI』で東京−鹿児島の無給油燃費記録にチャレンジ中!
日本市場に久々に投入された新型ディーゼル乗用車、メルセデスベンツ『E320CDI』。高い動力性能、メンテナンスフリー化された最新の排ガス浄化技術など、さまざまなトピックを持っているが、ユーザーの最大の関心事は、何と言っても燃費だろう。
日本のディーゼル車排出ガス規制、NOx・PM法の両方をクリアする初の量販モデルとしてデビューしたメルセデスベンツ『E320CDI』だが、進化はここで終わりではなく、今後もさらにレベルアップが図られる予定であるという。
メルセデスベンツ『Eクラス』のマイナーチェンジを機に追加ラインナップされたディーゼルモデル「E320CDI」に搭載されたディーゼルエンジンは、欧州で「E280CDI」などに搭載されていた排気量2986ccのターボディーゼル(最高出力190psクラス)の改良版。
「ディーゼル乗用車を日本に再導入するにあたって、われわれはかつてない規模でスタディを行いました。イギリス仕様のモデルを30台ほど輸入して、クリーンディーゼルを知ってもらうためのキャンペーンも行ってきました」
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Eクラスのマイナーチェンジを機に、日本市場にディーゼルエンジン搭載モデルを投入した。ディーゼル車の排ガス規制である新短期規制、および大都市の大気汚染を防止するためのNOx・PM法に適合した乗用ディーゼル車を正規モデルとして販売するのは日本初。
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Eクラス』全ラインアップを刷新して発売。トップパフォーマンスモデル「E63AMG」は、6.3リットルV型8気筒エンジンを搭載する。
マイナーチェンジを施されたメルセデスベンツ『Eクラス』(28日日本発表)。「E320 CDI」に搭載されるディーゼルエンジンは、新開発の3.0リットルV6エンジンだ。ピエゾインジェクターを使ったコモンレール方式で、VNTターボチャージャーと組み合わせ、155kW(211PS)の出力と540Nm(55.1kgm)のトルクを持つ。
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Eクラス』ラインアップを刷新して発売する。「E300」、「E350」、「E550」に設定した、日本専用の「アバンギャルドS」装備仕様は、Eクラスそのものが持つスポーツマインド、ダイナミズム、個性を際立たせたモデルという。
今回のメルセデスベンツ『Eクラス』のマイナーチェンジでは、新型V8エンジン搭載の「E550 アバンギャルドS」や「E63AMG」なども新車種として挙げられているが、最も注目を集めたのはディーゼルエンジン搭載の「E320CDI」。
Eクラスといえば自他ともに認めるこのセグメントの“ベンチマーク”となるクルマ。無理にライバルを意識させないことこそが、ベンチマークたるクルマの販売戦略ではないかとも思わせる。