株価対策に対する期待から、全体相場は反発。自動車株はほぼ全面高となった。中国市場での新型『サニー』の発売を発表した日産自動車は、前日比18円高の938円と反発。ホンダも50円高の4060円と反発した。
日産自動車は、今夏から中国で発売する新型セダン『サニー』(中国表記「陽光」)を、上海モーターショーに出品した。サニーは、日産が中国・東風汽車公司と共同出資する新会社「東風汽車有限公司」が生産する第1弾モデルとなる。
日産自動車は、4月20日のプレスデーで始まる2003年上海モーターショーに、『350Zロードスター』や『クエストコンセプト』、『シーマ』のほか、3月29日から中国全土で発売した本格SUV『パラディン』を出展する。
日産自動車は『サニー』をマイナーチェンジして13日から発売した。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアはフロントグリル、フロント及びリヤバンパーをシャープな面構成で質感の高いデザインとし、シンプルに仕上げた。
編集部独自の調べによると、日産は13日に『サニー』をマイナーチェンジ、22日に『エルグランド』をフルモデルチェンジするのをはじめ、今上期を中心に多数のニューモデル&改良モデルを投入し拡販攻勢をかけることが明らかになった。
日産自動車は、小型セダンの『サニー』に特別仕様車「スーパーサルーンSVリミテッド」と「EXサルーンSVリミテッド」を追加し、20日から発売した。価格は従来の特別仕様車から約3〜5万円値下げしており、スーパーサルーンSVリミテッド(FF/AT)が149万9000円。