東京オートサロン(1月14−16日)では、ロータリースポーツ新型の『RX-8』はボツボツ作品が見られるようになった。いっぽう、もとより人気の『RX-7』は中古価格がこなれてきたのか、スポーツカー分野全体の低迷をよそに、幕張メッセではさらに盛り上がっていた。
チューニングカー、カスタムカーのモーターショー、「東京オートサロン」が14−16日、千葉県千葉市の幕張メッセで開催。テーマは「チューニングにかける情熱、心揺さぶるカスタマイズを」。心を揺さぶり続けるマツダRX-7の写真蔵、お送りします。
東京モーターショー中央ホールには、働くくるまと働く二輪車体験ゾーンがある。ここにはダム建設に用いられる超大型トラックから、千葉県警のハイウェイパトロールカーまで実際に乗り込むことができる。
1979年WRCモンテカルロラリ−にクラリオンなどのサポートを受けて挑戦、グループ2クラス4部門でクラス優勝を果たした『サバンナRX-7』(東洋工業、現マツダから1978年発売)が、25年ぶりに当時の仕様のままで発見・復活した。
マツダは27日、『RX-7』用のディーラーオプションとして販売したマツダスピード製リヤスポイラーが保安基準を満たしていないおそれがあるとして国土交通省にリコールを届け出た。
ロータリーエンジンのパワフルなスポーツカーは2シーターのスタイリッシュなクルマであるべき。それが米国市場がマツダに突き付けた『RX-8』への回答のようだ。アメリカの自動車関連のメディアでは、来る東京モーターショーでマツダが『RX-7』を復活させる予定がない、と明言したことに失望を隠しきれない。
『RX-7』の撤退以来、久々にアメリカ市場に登場したマツダのスポーツカー、『RX-8』だが、発売直後にいきなりの失点。というのも、当初カタログなどに掲載されていたhpなどが、実測値より大きく表示されていた、ということが発覚。このためマツダでは初期にRX-8を購入した人に対し、500ドル相当のショッピングカードと保証期間の延長を申し出た。
マツダスピードは『RX-7』(FD3S型)のスポーツ性能をより特化させる「カーボンエアロパーツ」2点を設定し、全国のマツダグループ販売会社およびマツダスピード商品取扱店を通じて発売する。
トヨタ自動車が10円安の2640円、ホンダが30円安の4030円と続落。トヨタは中国最大手メーカーの第一汽車と共同生産について基本合意したと発表したが、株価の動きは鈍かった。マツダは『RX-7』を復活する方針を明らかにしたが、7円安の209円と続落した。
マツダのルイス・ブース社長は、広島本社で記者会見を開き、『RX-8』用に開発したロータリーエンジンを他の車種にも搭載することに前向きな姿勢を示した。『RX-7』が復活する可能性もある。
近頃クーペ市場は元気がなかった。日産『シルビア』『180』、マツダ『RX-7』、トヨタ『スープラ』、ホンダ『プレリュード』などが次々と撤退していった。しかし競争相手がいなくなった今、あえてクーペを出すことが有利だという向きもある。
マツダスピードは、『RX-7(FD3S型)』のスポーツ性能をより特化させるチューニングアイテム「ツーリングキット Rスペック」ラインアップに新商品を追加設定し、全国のマツダグループ販売会社およびマツダスピード商品取り扱い店を通じて販売する。