波乱の幕開けだった。スタート直後のターン2入り口で佐藤琢磨がセイジ・カラムと接触した。琢磨は左フロント・サスペンションを痛めピットでの修復を余儀なくされる。
第99回インディアナポリス500の最終プラクティスを5位、ホンダ勢最速で終えた琢磨が決勝レースの展望を語った。
晴天の下、2日後の「第99回 インディアナポリス500」決勝を見据えた1時間の貴重な最終プラクティスが行われた。33台が一斉に走る中でのスピードとハンドリングの調整がテーマだ。
不本意な予選結果となった佐藤琢磨だが、その表情は明るい。最終プラクティスにあたるカーブデイを翌日に控えたこの日はメディア・デーと銘打たれた。
世界3大レースのひとつで、米国最大のレースイベント「第99回インディアナポリス500マイルレース」(今季インディカー・シリーズ第6戦)の予選が現地17日に実施され、佐藤琢磨は27番グリッドから決勝(同24日)に臨むこととなった。
ホンダの米国法人、アメリカンホンダは4月26日、米国アラバマ州のバーバー・モータースポーツ・パークで開催されたインディカー・シリーズにおいて、『アコード』の2015年型セーフティカーをデビューさせた。
インディカー・シリーズ第5戦の決勝が現地9日に実施され、前年のシリーズ王者ウィル・パワーがポール・トゥ・ウインで今季初勝利を挙げた。佐藤琢磨は今季最上位となる9位でフィニッシュ。
インディカー・シリーズ第4戦決勝が現地26日、米アラバマ州のバーバー・モータースポーツパークで実施され、ジョセフ・ニューガーデンがシリーズ初優勝を飾った。佐藤琢磨は17位。
現地19日にロングビーチ市街地コース(米カリフォルニア州)で開催されたインディカー・シリーズの今季第3戦決勝は、シボレーエンジン勢が7位までを独占する結果となった。優勝はスコット・ディクソンで今季初。佐藤琢磨は18位だった。
現地12日、インディカー・シリーズ第2戦の決勝レースが米ルイジアナ州のニューオーリンズ近郊「NOLAモータースポーツパーク」で開催され、ジェームズ・ヒンチクリフが優勝を飾った。佐藤琢磨は完走ならず22位。
3月29日(現地時間)、インディカー・シリーズの今季開幕戦決勝がフロリダ州セント・ピーターズバーグで開催され、佐藤琢磨は今季初戦を13位で終えている。優勝はファン-パブロ・モントーヤで、チーム・ペンスキー勢が1-2-4-5位と上位を占めた。
現地28日、今季の「Verizon インディカー・シリーズ」が開幕戦の予選日を迎えた。シボレーエンジン勢が予選上位を独占するなか、佐藤琢磨はホンダ勢首位の予選5位に食い込んでいる。
現地16~17日、インディカー・シリーズの開幕前合同テストが米アラバマ州のバーバー・モータースポーツパークで開催され、佐藤琢磨は23人中10位のベストタイム、ホンダ勢のなかでは2番手だった。
米国最高峰カテゴリー「インディカー・シリーズ」にエンジン供給等を行なっているホンダは、現地9日、カリフォルニア州にある「Honda Performance Development」(HPD)のヘッドクォーターにて、今シーズン仕様のエアロキットを公開した。
13日のホンダ・モータースポーツ活動発表会では、F1以外の海外4輪カテゴリーの参戦体制も発表された。インディカー、WTCCへの参戦に加え、F1登竜門のGP2に自陣若手選手を送り込む。