20日、インディカー・シリーズを戦う佐藤琢磨の2018年シーズンの移籍先が決定した。2012年にも所属した「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング」で、自身参戦9年目、インディ500の連覇を目指すシーズンを戦うことになる。
インディカー・シリーズ最終戦(第17戦)の決勝レースが現地17日に米カリフォルニア州のソノマで行なわれ、ジョセフ・ニューガーデンが初の年間王座を獲得した。不運な展開の末に戦線離脱(20位)した佐藤琢磨は、インディ500初制覇シーズンをシリーズ8位で終えている。
インディカー・シリーズ第16戦の決勝レースが現地3日、米ニューヨーク州のワトキンスグレンで行なわれ、アレクサンダー・ロッシが今季初優勝を飾り、ホンダ勢が表彰台を独占した。予選4位だった佐藤琢磨は、レース序盤早々にマシントラブルに見舞われて4周遅れの19位。
現地26日夜、インディカー・シリーズ第15戦の決勝が米イリノイ州のゲートウェイ・モータースポーツパークで行なわれ、ポイント首位のジョセフ・ニューガーデンが今季4勝目をあげた。予選6位の佐藤琢磨は序盤にアクシデント遭遇、戦線を離脱した。
現地20日、インディカー・シリーズ第14戦の決勝レースが米ペンシルベニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで実施され、ポール発進で期待された佐藤琢磨は原因不明のマシン失速症状に見舞われ、13位に終わった。優勝はウィル・パワーで今季3勝目。
現地19日、インディカー・シリーズ第14戦の予選が米ペンシルベニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで実施され、佐藤琢磨が今季2度目のポールポジションを獲得した。20日の決勝でインディ500以来の今季2勝目を目指す。
現地8月1日、米オハイオ州の常設ロードコース「ミッドオハイオ」で、インディカー・シリーズの来季用ユニバーサルエアロキット「ロードコース/市街地コース/ショートオーバル仕様」のテストがファン・パブロ・モントーヤらのドライブによって実施された。
インディカー・シリーズ第13戦の決勝レースが現地7月30日、米オハイオ州の常設コース「ミッドオハイオ」で行なわれ、ジョセフ・ニューガーデンが2連勝、今季3勝目をあげてポイントリーダーに浮上した。佐藤琢磨は今季4回目のトップ5圏内となる5位でレースを終えている。
現地29日、インディカー・シリーズ第13戦の公式予選があり、佐藤琢磨が3位という好位置を得た。決勝ではインディ500以来となる今季2勝目を狙う。なお、日本人選手初のインディ500制覇等これまでの琢磨の功績に対し、内閣総理大臣顕彰が授与されることが28日に決まっている。
インディカー(INDYCAR)は7月25日、米国インディアナポリスにおいて、2018年シーズンから導入される新世代レーシングカーを発表した。
インディカー・シリーズ第12戦の決勝レースが現地16日、カナダのトロント(市街地コース)で行なわれ、ジョセフ・ニューガーデンが今季2勝目を達成した。佐藤琢磨は展開的な不運に見舞われるなどして決勝16位。
インディカー・シリーズ第11戦の決勝レースが現地9日、米アイオワ州ニュートンの「アイオワ・スピードウェイ」で行なわれ、42歳のベテラン、エリオ・カストロネベスが3季ぶりの通算30勝目をあげた。予選5位だった佐藤琢磨は決勝16位、王座争いでも後退を強いられている。
現地25日、インディカー・シリーズ第10戦の決勝レースが米ウィスコンシン州の常設コース「ロードアメリカ」で行なわれ、ポイント首位のスコット・ディクソンが今季初優勝、リードを拡大した。佐藤琢磨は終始苦戦の展開で19位、ランキングでも3位から4位へと後退している。
東京・青山にあるホンダウエルカムプラザ青山で14日、インディ500を優勝し凱旋帰国中の佐藤琢磨がファンミーティングを開催。440人のファンと触れ合い、改めて感謝の気持ちを伝えていた。
第101回インディ500を制し、多忙なシーズンの合間を縫って凱旋帰国中の佐藤琢磨。シーズン後半のチャンピオン争い、そして将来の展望について訊いた。