マツダは、9月11日に予約販売を開始した新型『デミオ』について、販売開始から約1か月半にあたる10月26日時点での累計受注台数が1万9233台となったと発表した。
マツダは10月24日、メキシコの新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation(MMVO)」において、新型『マツダ2(日本名:デミオ)』の生産を開始したと発表した。
最後まで迷いに迷ったのは、『デミオ』と『Cクラス』のどちらに10点をつけるか。「よしっ!」とデミオに決めたのは、日本のコンパクトカー界を大きく変えるだけでなく、世界のコンパクトカーの潮流にも影響をおよぼすエポックメーキングなモデルだと考えたからだ。
筆者は毎年、いかにその年を象徴する何かを持ったクルマであるか、という視点で配点を考えるようにしている。そして、今年も印象深いモデルがいつくもあった中から、筆者はマツダの快進撃にダメを押す『デミオ』に10点を投じた。
マツダは、新型『デミオ』のディーゼルエンジン搭載車を、10月17日から26日に開催される「東京ミッドタウンデザインタッチ」に出展すると発表した。
日本カーオブザイヤーの栄冠に輝いたマツダの4代目『デミオ』。初搭載1.5リットルのクリーンディーゼルがもたらす走りや、ブランド個性を表現した“魂動”デザイン、そして優れたパッケージングなど、国産コンパクトカーの標準を塗り替える存在として高い評価を得ている。
『デミオ』の逆転優勝は凄かった! マツダの皆様、おめでとう! 最新の日本のコンパクトカー対ドイツの代表的なセダンのバトルから目が離せなかった。
『CX-5』からフル採用を始めたSKYACTIVE技術をコンパクトカーの『デミオ』にまで踏襲。デザインに至っては内装の質を高め、さらに新開発のディーゼルエンジンの搭載など、マツダらしさとマツダの飽くなき進化ぶりを感じさせる一台だった。
メルセデスベンツから軽自動車まで個性豊かなクルマが10ベストに選ばれたことがまず第一にうれしいです。
『デミオ』で個人的にもっとも感動したのは、コンパクトカーでありながら、純粋に走っていて楽しいクルマであったということです。
最高得点を入れたメルセデスベンツ『Cクラス』には最高水準の安全装備が施されている。たとえば腕に自信があるドライバーでも長い人生の中で、隙を見せてしまう時だってある。だからつまらない事故を回避してくれる機能が充実していることを高評価したのだ。
毎年、最高点を入れるのは、若い世代や普通に働いている人が買える常識的な価格で、感動や満足感が高いクルマであることがひとつの条件だと決めています。
選考の基準として重視したのは、そのクルマが登場したことの社会的意味と、移動の歓びをもたらしてくれるかどうか。他の方々よりも前者の比率が高いかもしれない。
今年、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」初参戦の私。今までは選考委員の点数配点を見て、「私なら…」と思うこともしばしば。しかし、自分が選考する立場になって、選ぶ基準の難しさを痛感しました。
今年のCOTY、10ベスト車の私が独自に選んだ価格帯は、もっとも安い『ハスラー』の107万円(国産車は最低価格よりワンランク上の車種とし、輸入車は最低価格車を採用)から、最高は499万円の『i3』まで390万円以上の価格差がある。