JR北海道はこのほど、線路に水をまいてレールを冷やす「散水列車」の運転を本年度以降、とりやめると発表した。2000年度以降、夏期に運転していたが、レール管理の強化などで安全が確保できるようになったためという。
台風8号の大雨による鉄道の運転見合わせ区間は、西日本を中心に順次再開した。その一方、台風の北上により北海道の道東各線などが運転を見合わせている。7月11日12時頃までにまとめた、主な運転見合わせ区間は以下の通り。
太田昭宏国土交通相は7月8日の閣議後会見で、JR北海道の新体制について「事故への対応や会見の状況などを分析すると、安全第一の会社としてスタートを切れているという印象を持っている」と述べた。
7月6日、室蘭本線静狩~長万部間(北海道長万部町)を走行していた札幌19時29分発の函館行き特急『スーパー北斗18号』(キハ281系気動車7両編成)の機器室から、白煙が上がっているのが見つかった。
JR北海道は7月4日、ダイヤ改正を8月30日に実施すると発表した。メンテナンス体制の強化を目的としたダイヤ見直しの一環で、最高速度の引下げとカーブ通過速度の抑制などを行う。