大手投資家の売りが続き、全体相場は続落。自動車株も全面安となった。トヨタ自動車が、前週末比80円安の3040円と3日ぶりに反落。好決算を材料に前週末にかけて上げたが、利益確定の売りと持ち合い解消に売りに再び3000円水準に押し戻された。
アメリカンイスズモータースは、2003年モデルとしてSUV『アセンダー』を、2002年9月から北米で販売開始する、と発表した。アセンダーはパワフルでラグジュアリー、ラフでいながら洗練されたデザインを持ち、いすゞSUVの中でトップラインを占める。
いすず自動車は、北海道試験場に200km/hを超える高速走行試験が可能な周回路を建設し、2日に現地で竣工式を行った。1998年から約3年の工事期間と、50億円の費用を掛けて建設されたもの。高速テストコースとしては世界トップクラスの規模を誇る。
いすゞ自動車は、11月1日から携帯電話サイトを開設し、「商用車サービス網案内」を掲載することを明らかにした。全国381カ所のいすゞの商用車系サービス拠点の所在地、電話番号、取扱い車種の情報とともに、サービス拠点の緯度と経度を掲載している。
2年前の東京モーターショーで『ZXS』コンセプトとして発表され、北米で4月に発売された『アクシオム』SUV。今回の東京ショーにも展示されたが参考出品。説明員によると、日本導入にあたって技術的、法的な問題はないそうだ。
全体相場は続落。前週、平均株価が一時1万1000円台を回復した達成感もあり、売りが先行する展開となった。利益確定の売りに押され、自動車株もさえない。
いすゞ自動車は29日、2002年3月中間期業績予想を上方修正して発表した。市場環境は厳しいものの、合理化に加え円安により輸出採算が好転したことから、単独の経常赤字が当初見通しの60億円から25億円に、連結経常赤字も90億円に減る。
方向観が定まらず、全体相場は4日ぶりに反落。1ドル=123円台に円安が進んだが、自動車株は高安まちまちとなった。日野自動車が、一時前日比35円高と急伸。この日中間期決算業績の大幅上方修正を発表したことで、後場から買いが集中した。利益確定の売りも出たため、引け値は14円高の459円。
米国株式の上昇を受け、全体相場は3日続伸。平均株価は、米同時多発テロ事件後の戻り高値を更新した。円相場が1ドル=122円台に軟化したことも加わり、自動車株は軒並み高となった。
いすゞ自動車は、GM(ゼネラルモーターズ)と共同開発したピックアップ・トラックのコンセプトを公開した。GMグループの次期1トン積みピックアップで、2002年から、欧米、アジア市場に投入する計画だ。
全体相場は小幅続伸したが、自動車株は総じてさえない。日産自動車は、前週末比10円安の570円と続落した。リバイバルプランの進捗ぶりを先週アピールしたが、「驚きはない」とマーケットはいたって平静。ある外資系証券では、目標株価を550円水準に据え置いているもようだ。
名前からも連想されるとおり、デザインモチーフには「和」のテイストが取り入れられている。円弧上でスライドするサイドウインドウは扇のカタチと機能が取り入れており、フロアには畳と竹をリバーシブルにした専用のフロアマットが敷かれている。
遊びのための「ギアボックス」から命名された『GBX』はSUVの方向性を探るコンセプトカー。デザインはカリフォルニアにあるアメリカデザインスタジオのスティーブ・ジェニスが担当し、同スタジオでモデル製作が進行中だという。
「GBX」のネーミングは「ギアボックス」から。ロゴには確かに歯車デザインがあしらってある。力強さを表現し、西部開拓時代の幌馬車や駅馬車を思い出させる六角形のフレームが大きな自己主張をしている。
いすゞ自動車は17日、2001年版の環境報告書を公表した。このなかでクリーンエネルギー車の普及に向けた取り組みでは、小型トラック『エルフ』のCNG(圧縮天然ガス)車の販売を拡大し2000年は前年実績の約2倍の740台あまりを販売した。