
F1分裂の危機解消へ?
2006シーズン開幕まで約1カ月となり、F1未来に明るい兆しが見えてきたようだ。スポーツ収入分配の不平等から、2008年をもって期限切れとなる現コンコルド協定延長を拒否してきた自動車メーカー連合(GPMA)が、軟化した。

ルノー、ニューマシン R26 を発表
1月31日、ルノーがモナコでニューマシン「R26」の発表会を開催した。昨年度チャンピオン、アロンソが2007年からマクラーレンに移籍することが決定済みであることから、F1撤退も噂されるルノー。だがゴーン社長はF1参戦継続を明言。

スーパーアグリF1、2006年参戦決定
26日、FIAが声明を発表し、スーパーアグリF1チームのエントリーを正式に承認したことを明らかにした。毎年12月に発表されている来シーズンのエントリーリストに乗っていなかったことから、来季の参戦が懸念されていた同チームだが、このほど保証金の支払いおよび全チームからの了承という2つの問題を乗り越えて、晴れて参戦が認められた。

F1冬休み総括---アグリF1、GP開催地変更、新マシン、新チーム
トヨタがライコネンに触手?/スーパーアグリはメルボルンのグリッドに着く/ドイツGP開催地が変更か?/V8エンジンはうるさい/ウィリアムズは静かになった/2006優勝候補はシューマッハ/ニューホンダはかなり良さそう

国内モータースポーツ 2005-2006、見応えあり!
2005年の国内モータースポーツを総括するフレーズとしては、「見応えあり!」が相応しいのではなかろうか? レース最終盤でのパッシングによる逆転、あるいは最終周まで僅差のままで戦い続けた末の逃げ切り勝利。そういった展開で、観る側を最後まで熱くさせてくれるレースが実に多かった。

シューマッハ「V8はそんなに悪くない」
先週行われたヘレステストでフェラーリの新V8エンジンを初体験したミハエル・シューマッハが感想を語った。「確かにパワーレベルでは低さを感じたけれど、感覚は思った以上に良かったよ。音もまったく違うしすごく面白かった」

ブリヂストン、F1続行へ決意新た
2006年をもって撤退するというミシュラン側からの電撃発表を受け、ブリヂストンがコメントした。「ブリヂストンは今後も引き続きF1に残ることを望んでいます。このスポーツに対して長期的な決意を持っており、撤退のプランはなし」

ミシュラン、2006年限りでF1撤退
ミシュランは14日、声明を発表し、2006年シーズンをもってF1から撤退することを明らかにした。これは先週FIAが発表した2008年からのレギュレーションに関して、タイヤサプライヤーを1社に限定するという事項を受けてミシュラン側が決断したもの。

【新聞ウォッチ】三菱はWRCから、ミシュランはF1から撤退
三菱自動車は来季から自動車レースの世界ラリー選手権(WRC)への参戦を休止。一方、フランスのタイヤメーカー、ミシュランは2006年限りで、自動車レースの最高峰・F1から撤退する。

FIAが2008年ルールを発表、タイヤメーカーは1つに
9日モナコで世界モータースポーツ会議が開催され、2008年版テクニカル・レギュレーションが合意された。