【アルパインCDA-9855J×iPodリンクを試す】その3…iPod同様の操作感〜『グライドタッチ』インターフェイス

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ところでiPodには『クリックホイール』と呼ばれる優れたオペレーション機能が採用されている。この操作感はiPodの要といってもよく、多くのライバル機が登場するなかでいまだに一歩先を行く機能であることは間違いない。そんな操作系に慣れた人にも自由に使いこなせるようにと、『CDA-9855J』には『Glide Touch(グライドタッチ)』と呼ばれるオペレーション機能を採用している。

これはアイコン表示される各機能をスライドバー上において、指先操作するだけで聴きたい曲が探し出せるというもの。指を左右にスライドさせればディスプレイ上に表示される項目が次々とスクロールし、希望の項目が表示できたらスライダーバーをプッシュする。これだけの複雑な操作を指先の動きひとつで自由にコントロールが可能になるのだ。

このスライドバーは、ディスプレイ下に用意された感圧式のタッチパッドによって機能しており、まさにiPodを意識した操作感が味わえる。

実際に操作するとその確実なオペレーションに驚く。感圧式にもかかわらず、アラームによってその動きが実感でき(アラームは消すこともできる)、バーをプッシュする際の適度なストロークもある。この確実性のあるオペレーションは安全にもつながるという意味からも好ましい。

もちろん、一連の操作はMP3やWMAといった圧縮系オーディオでも機能する。圧縮系オーディオに共通するのは、ひとつのメディアに数多くの楽曲が収録されていること。とくにiPodでは最大1万曲が収録できる。多くの曲が収録できても、聴きたい曲が思うように探し出せなければ意味がないのだ。

この『Glide Touch』では楽曲のクィックサーチはもちろん、収録されている楽曲をMIXプレイの再生モードも備えている。1万曲もの楽曲をクルマの中で自由にコントロールしている姿を想像するだけでワクワクしてくる。

まさに、指をスライドさせるというまったく新しい感覚の操作系が、圧縮系ミュージックソースをコントロールするカーオーディオに新風を吹き込んだといっていいだろう。

《会田肇》

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