パイオニアが「ITS世界会議2013」で出展し、注目されたのが現行サイバーナビに搭載されて話題を呼んだ、「スマートループ・アイ」の能力を拡大活用させる『次世代のスマートループ・アイ』だ。
トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は10月17日、『カムリ』、『アバロン』、『ヴェンザ』の合計約80万3000台を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。
ITS世界会議2013では、既に販売されている車両や開発車両の技術を紹介するデモンストレーションが行われ、ボルボは『V40』の高度運転支援システムの「アダプティブ・クルーズ・コントロール」などを紹介。将来的な自動運転へ繋がる技術の実力を確認することができた。
ITS世界会議2013、ボルボは『V40』の縦列駐車支援システム「パーク・アシスト・パイロット」を使ったデモをおこなった。既に販売されている車両や開発車両の技術を紹介するこのデモンストレーションでは、人間顔負けの駐車技術を体感することができた。
富士通テンは「ITS世界会議2013」の富士通ブースにおいて、スマートフォンなどのデバイスを使って、自由に視点を変えながら車両周辺の映像を確認できる「リモート全周囲モニター」を参考出品。離れた場所から車両周辺が確認できるセキュリティシステムとして役立てる。
ゼンリンの100%子会社であるジオ技術研究所は、ITS世界会議2013で3Dグラフィック技術によって高度な地図描画を実現した3Dレンダリングミドルウェア「WAREM」を出展。直近から遠方までを1画面で表示させて、より利用用途の高い地図描画を見ることができた。
「ITS世界会議 東京2013」では試乗体験できるショーケースが数多く用意されている。その中で、既に一部エリアで運用されているDSSSの進化させた『次世代DSSS ~路車間通信による安全運転支援システムの体験~』のトヨタ車によるデモ走行に試乗した。
メルセデスベンツの主力SUV、『Mクラス』。同車の2014年モデルが、米国IIHS(道路安全保険協会)の「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の衝突安全テストにおいて最高評価となった映像が、ネット上で公開されている。
ITS世界会議に、日立グループは、展示ブースで公共インフラを中心する「スマートモビリティ」の実現に向けた、ITSアプリケーションとテクノロジーを紹介した。
国際社会における標準化の動きはますます加速している。電波周波数の割り当てについても国際的協議による世界標準が定まりつつある。