2013年の春は、東横線の副都心線直通化や小田急線の下北沢駅前後の地下化など、首都圏の鉄道に大きなインパクトを与えるトピックが相次いだが、ここで次なる業界の話題を探してみたい。
羽後本荘~矢島間23.0kmの鳥海山ろく線を運営している由利高原鉄道(秋田県由利本荘市)は4月11日、「JR時刻表」創刊50周年記念の特製ヘッドマークを装着した列車を運行すると発表した。5月3日から30日まで運行する。
西日本鉄道は、倉富純男取締役常務執行役員が社長に就任する人事を内定した。6月下旬開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。
JR西日本と和泉市は4月11日、阪和線和泉府中駅の橋上駅舎と自由通路が完成し、5月から使用を開始すると発表した。5月24日の9時30分から行われる式典の終了後に自由通路の使用を開始し、橋上駅舎は翌25日の始発から使用を開始する。
ボンバルディア・トランスポーテーションは4月9日、スペインのマドリッドで4月9日から11日まで行われる国際メトロレール評議・展覧会のスポンサーとして参加し、最新鉄道技術のデモンストレーションを行うことを発表した。
JR貨物は、2012年度輸送実績について、4月の低気圧接近による強風、6月及び9月の大型台風の上陸、12月から3月にかけての大雪などの障害があったものの、年度全体では前年を上回ったことを発表した。
秋田内陸縦貫鉄道では、開花シーズンに合わせ、4月27日~5月6日の間、恒例の角館駅からJR弘前駅まで直通の臨時快速「弘前お城とさくら号」及び「角館武家屋敷とさくら号」、その他の増発や車両連結を実施する。
日通商事は、現在国が推進しているモーダルシフトの有効手段である鉄道コンテナ輸送における、長時間の微振動によるダンボールの紙粉、商品の傷・損傷などの問題を軽減する緩衝材「ピタスキッド」を開発した。
青い森鉄道では、踏切を通行する利用者の安全確保のため「踏切事故防止訓練会」を4月10日、小湊駅近くの福島道踏切」で実施した。
JR貨物の東北事業開発支店は「電気機関車缶」の販売を開始した。小物入れなどとして使用できるスチール缶で、JR貨物が所有する電気機関車を模した姿が特徴。