2013年の春は、東横線の副都心線直通化や小田急線の下北沢駅前後の地下化など、首都圏の鉄道に大きなインパクトを与えるトピックが相次いだが、ここで次なる業界の話題を探してみたい。
JR西日本と和泉市は4月11日、阪和線和泉府中駅の橋上駅舎と自由通路が完成し、5月から使用を開始すると発表した。5月24日の9時30分から行われる式典の終了後に自由通路の使用を開始し、橋上駅舎は翌25日の始発から使用を開始する。
横浜市交通局は4月8日、市営地下鉄ブルーラインのダイヤを一部変更すると発表した。5月4日に実施する。
JR西日本は4月8日、高架化工事が進められている阪和線東岸和田駅(大阪府岸和田市)について、新しい高架駅舎の基本デザインが決まったと発表した。だんじり祭をモチーフにしたデザインを採用する。
仙台市交通局は、4月27日~5月6日の期間中1日だけ仙台市営地下鉄などが乗り降り自由となる「ゴールデンウィークecoきっぷ2013」を4月10日から発売する。発売額は大人1000円、子供500円。
国土交通大臣の諮問機関である運輸審議会は4月4日、富山市と富山地方鉄道(富山地鉄)が申請している富山地鉄の路面電車(富山軌道線)の富山駅乗り入れについて、国土交通省設置法第15条第3項に基づく軽微な事案と認定した。10月着工、2015年3月開業を予定している。
東京都は4月1日、西武鉄道新宿線中井~野方間の連続立体交差事業(連立事業)について、都市計画法に基づく都市計画事業の認可を受けたと発表した。事業期間は2020年度までを予定している。事業費は726億円。
東京都交通局は、4月6日に舎人公園(日暮里・舎人ライナー舎人公園駅周辺)で開催される「春の花火と千本桜まつり」の花火打ち上げに合わせ、日暮里・舎人ライナーの列車を増発する。
函館市企業局交通部は、函館市電30形39号(箱館ハイカラ號)の2013年度の運行計画を発表した。4月15日から運行する。
国土交通省近畿運輸局は3月28日、信楽高原鐵道(滋賀県甲賀市)が申請していた旅客運賃の上限設定を認可した。4月1日から上下分離の経営に移行することに伴う手続き。