トヨタ自動車は、コンパクトハッチバックの『ラウム』をフルモデルチェンジし、5月12日より発売した。新型車は、「クルマづくりにおけるユニバーサルデザインの追究」を開発テーマに掲げ、新たに策定したユニバーサルデザイン評価指標を用いた開発手法によりそれを具現化した。
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Gクラス』のハイパフォーマンスモデルの「G55L AMG」を一部改良、12日から発売開始した。
ホンダは、6月に発売予定の新型『インスパイア』に可変気筒方式によるV型6気筒3.0リットルエンジンを搭載する。高速走行時などトルク負荷が小さい時にコンピューター制御で3気筒を休止させる。10・15モード燃費は、11Km/リットル台の後半になる模様で、ガソリン車ではクラス最高の燃費性能となる。
富士重工業は9日、新型スバル『レガシィ』の事前告知活動を展開すると発表した。TVコマーシャル、インターネット、新聞広告といった各媒体を通じ、消費者の購買意欲を盛り上げる。新型レガシィは、今月23日に発表される予定。
ボルボ『XC90』シリーズは、2002年1月のデトロイトモーターショーでワールドデビューしたボルボの最新モデル。ボルボはXC90を「Next Generation SUV=次世代SUV」と位置づけ、ボルボ50年に及ぶエステート造りのノウハウに加え、最新の安全・環境性能をすべて集結して造られた。あらゆる路面状況と走行状態において高級サルーンと同様の高い操縦性を実現したという。
ボルボ『XC90』は、その特徴的なヘッドライト形状により、今までにない新しい「顔」を持っている。これについてボルボ・カーズジャパン商品企画の桜庭部長は「ボディサイドから続く流れるようなフロントデザインを実現しました」と答える。
ボルボというと四角いというイメージがある。「この『丸い』デザインについて、本国スウェーデンのデザイナーは『時代の要請』である、と言っています。これからはデザインは重要です。70年代以前の丸いデザインに戻った、というスタンスですね」とはボルボ・カーズジャパン商品企画の桜庭徹部長。
日本GM(ゼネラルモーターズ)は、スポーティ性能を大幅に高めたホットハッチ2003年モデルのオペル『ヴィータGSi』を発表、17日から発売する。
クライスラーは、『PTターボ』ワゴンの販売の陰りに対するテコ入れとして、今年8月に『PTクルーザー』の廉価バージョンを発表するという。PTクルーザーのセールスは、新型のターボバージョンの投入にもかかわらず、1年前と比べて17%減少。斬新なデザインが人目をひいたPTも、そろそろ消費者マーケットから「飽きられた」というアナリストもいる。
ホンダは、『オデッセイ』の「アブソルート」に専用ボディカラーやメタルビーティング(鍛金)調インストルメントパネルなどを採用した特別仕様車「アブソルート・リミテッド」を設定して8日から発売した。