アメリカンイスズモータースは、2003年モデルとしてSUV『アセンダー』を、2002年9月から北米で販売開始する、と発表した。アセンダーはパワフルでラグジュアリー、ラフでいながら洗練されたデザインを持ち、いすゞSUVの中でトップラインを占める。
BMWジャパンは、BMWのフラッグシップモデルであるニュー『7シリーズ』を発表し、全国のBMW販売店での注文受付を開始した。デリバリー開始は『735i』、『745i』が2002年3月中旬、『745i』が2002年6月から。
クルマや部品が展示される東京モーターショー。各社、工夫をこらしたプレゼンテーションを行なっているが、見るだけではない“体験型”展示もいくつかあった。クルマがテーマのテーマパークといってもいい。
トヨタ自動車は1日『カローラ・フィールダー』、『カローラ・スパシオ』に特別仕様車を設定し発売した。ボディ・カラーに特別色を採用するなどスポーティなイメージを強調した。
ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Aクラス』の特別仕様車「アバンギャルド・リミテッド」を1日から600台限定で発売した。『A160エレガンス』をベースに、アバンギャルド仕様を施した。価格は255万円。
トピー工業と豊田合成は、アルミホイールでは表現しきれない装飾を、樹脂部品と組み合わせることで可能にする「ハイブリッドホイール」を共同開発した。
プジョー・ブースでは9月のフランクフルトショーで発表されたばかりの『307SW』ワゴンコンセプトが参考出品されていた。『307』ハッチバックは日本導入されたばかり。
「新生・三菱」の方向性や新しいデザインを鮮明にアピールしている三菱自動車。だが、そのブースで、コンセプトカーにハプニングが起こった。
「東京モーターショーの会場内を2日かけてじっくり見て回ったが 、今回の特徴はクルマでないクルマばかりが展示されている。こんなショーでは面白くない。私も含めて古いタイプの自動車評論家はみんな怒っている」というのは自動車評論家の館内端氏。
今年のデトロイトやロサンゼルスオートショーでデビューし、新しいニッチとして注目を集めたSUT(スポーツ・ユーティリティ・トラック)に、新しいラインナップが加わりそうだ。GMCから『エンボイ』ベースのピックアップ/SUVクロスオーバーがデビューする可能性が高いという。