マツダが8月29日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー12で初公開した新型『マツダ6セダン』(日本名:『アテンザセダン』)。新型には、燃費を向上させる新技術を積極的に導入している。
三菱自動車が8月31日に発売を開始する新型コンパクトカー『ミラージュ』。800kg台の車重を生かした「ラリーアート」などのホットモデルが追加されることはあるのか!?
環境に配慮したグリーンニューディール政策を推し進める、米国のオバマ大統領。そのオバマ政権が、自動車に関する新たな燃費規制を正式に発表した。
◆「補助原動機」付きのセレナS-HYBRID
三菱自動車が今月末に発売を予定している新型コンパクトカー『ミラージュ』に試乗する機会を得た。ミラージュといえばJC08モード燃費27.2km/リットルという燃費性能の高さ、900kgを切る軽量ボディがもたらす軽快な走りなどが注目点。果たして実際に走ってみた印象はいかに。
エンジンオイル・カー用品の総合卸売商社のパルスターは、8月25日まで幕張メッセで開催中のJAPAN DIY HOME CENTER SHOW 2012に、ハイブリッドカーおよびアイドリングストップ搭載車向けエンジンオイルをそれぞれ出展している。
『プリウスPHV』と『プリウス』の”HV走行燃費”はPHVが31.6km/リットル、HVは30.4km/リットルだ(JC08モード)。
ホンダの米国法人、アメリカンホンダは8月16日、米国オハイオ州のアンナ工場とラッセルズポイント工場において、「アースドリーム」(EARTH DREAMS)パワートレーンの量産を開始したと発表した。
9月に発売する新型『ワゴンR』に採用する低燃費技術の柱となるのが、スズキ独自の減速エネルギー回生機構である「エネチャージ」だ。通常の鉛電池に加え、コンパクトなリチウムイオン電池を助手席の下に配置した。
スズキの本田治副社長は8月9日に発表したリチウムイオンバッテリーなどを活用したアイドリングストップ機構を始めとする低燃費化技術について、9月に発売する新型『ワゴンR』のほとんどの車種に標準装備するとの見通しを示した。
スズキは8月9日、9月に発売予定の新型『ワゴンR』に搭載する「エネチャージ」(新回生システム)など新開発の低燃費化技術群を発表した。
◆燃費の良いクルマほど乖離幅が広がるジレンマ
フォルクスワーゲンが11月、ロサンゼルスモーターショーで初公開する予定の『ザ・ビートル』のオープン版、『ザ・ビートル・カブリオレ』。同車が米国で、最も燃費性能に優れるオープンカーになることが判明した。
ディーラーにあった普通充電設備で『プリウスPHV』を充電すると約2時間ほどで満充電の表示が出た(スペック上は約90分)。さっそくEV走行可能距離をチェックしてみると「18.7km」と予想を大きく下回る距離。カタログで謳っているのは「26.4km」だから8km近く少ない。
2月16日の納車から、7月31日現在までの167日間でPHVを利用した日数は111日にわたった。専用アプリ「eConnect」を利用すると、この111日間で日々それぞれ何km走行しているのかがわかる。1日の走行距離と燃費の関係をグラフにしてみると興味深い結果となった。