2006年2月、愛知県春日井市内の国道でクルマを飲酒運転し、さらには赤信号無視で交差点に進入してタクシーと衝突。4人を死傷させたとして危険運転致死傷罪に問われた27歳の男に対する判決公判が11日、名古屋地裁で開かれた。裁判所は赤信号の殊更無視を否定し、業務上過失致死傷罪を適用した実刑判決を言い渡した。
神奈川県横浜市戸塚区で、トンネルの高さ制限バーに衝突した重機がトラックの荷台から落ち、直撃を受けた歩行者が死亡した事故に関連し、業務上過失致死罪に問われた横浜市の土木事務所の男性職員に対する控訴審判決公判が11日、東京高裁で行われた。裁判所は1審判決を破棄。男性に無罪を言い渡した。
2006年2月、山梨県市川三郷町や南部町で検問中の警察官をはねて軽傷を負わせたとして、窃盗や覚せい剤取締法違反、公務執行妨害など合わせて11の罪に問われた41歳の男に対する判決公判が11日、甲府地裁で開かれた。裁判所は被告の男に実刑を命じた。
10日午後、北海道比布町内の道央自動車道上り線で、本線を逆走してきた乗用車と、順走していた大型トラックが衝突する事故が起きた。トラック側は逆走しているクルマに気づいて退避したが、逆走車はそのまま衝突。この事故で乗用車の2人が死傷している。
兵庫県警は10日、軽トラックを飲酒運転し、駐車場のフェンスに衝突する事故を起こした58歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。男は前日の9日にも飲酒運転原因の事故を起こし、警察の摘発を受けていたという。
9日午後、秋田県能代市内のJR五能線で、踏切内に停車していた軽乗用車と通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは大破したが、運転していた女性は車外に脱出したためにケガはなかった。対向の救急車を退避するために停車したとみられている。
警視庁は9日、昨年12月中旬に東京都世田谷区内で発生した死亡ひき逃げ事件について、57歳のタクシー運転手の男を業務上過失致死などの容疑で逮捕した。当初は別のタクシー運転手を逮捕したが、防犯カメラの映像解析で別人の関与が明らかになった。
9日未明、大阪府東大阪市内でパトカーの追跡を受けていた乗用車が交差点を右折する際に路外へ逸脱。道路に隣接する美容室の外壁に衝突する事故が起きた。運転していた20歳の女は飲酒運転の現行犯で逮捕されている。
9日未明、兵庫県尼崎市内の市道で、客待ちのために停車していたタクシーの後部ガラスを20歳の男が素手で叩き割る事件が起きた。警察ではこの男を器物損壊の現行犯で逮捕している。男は泥酔状態で、事件のことはまったく記憶にないという。
11日、東名高速道路の高架橋で、軽4貨物が単独で横転した事故は、依然として事故原因が調査中だ。現場では、高架橋のつなぎ部分に設置されているはずの鉄製の伸縮装置(ジョイント)が外れているのがわかった。