新成人、タクシーのガラスを素手で叩き割る

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9日未明、兵庫県尼崎市内の市道で、客待ちのために停車していたタクシーの後部ガラスを20歳の男が素手で叩き割る事件が起きた。警察ではこの男を器物損壊の現行犯で逮捕している。男は泥酔状態で、事件のことはまったく記憶にないという。

兵庫県警・尼崎南署によると、事件が起きたのは9日の午前0時45分ごろ。尼崎市神田北通付近の市道で客待ちのために停車していたタクシーに対して若い男が歩み寄り、無言で後部ガラスを素手で殴打した。

運転手が制止したものの、男はこれに動じることなく数回に渡って殴り続け、結果としてガラスは粉砕されてしまった。運転手が警察に通報。男は駆けつけた同署員に器物損壊の現行犯で逮捕されている。

後の調べで、逮捕されたのは尼崎市内に住む20歳の男と判明。男は新成人で、同市主催の成人式に参加した後、同級生7-8人と市内の居酒屋で酒を飲み、徒歩で自宅に帰る途中で事件を起こしたこともわかった。事件当時は1人で歩いていたが、泥酔状態だったとみられている。

警察の事情聴取に対して男は「事件のことは全く記憶にない」と供述。さらに「どうしてこのようなことを起こしてしまったのかわからない。大変申し訳ございませんでした」などとも話しているという。

《石田真一》

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