来年には日本市場でも登場という新型ルノー『カングー』は気になるところ。そんなタイミングで、今回は過去にあったカングー的なクルマの代表格、日産『AD MAX』を振り返ってみたい。
◆ゴルフ以上にスリークで上質
◆電池残量を気にせず走れる
◆これまでのVW車と同じ感覚で乗っていられる
トヨタ、革新的ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売……平成9年(1997年)10月14日付けのニュースリリースのタイトルは、そう記されていた。そんな初代『プリウス』の登場からもう四半世紀が経った。
ND型『ロードスター』の登場は2015年。1989年登場の初代から33年、数えて4世代・110万台以上の累計販売台数を誇るマツダの2シーターオープンスポーツカーが一部改良を受けた。
1970年に登場した初代『カペラ』がそのルーツ。日本でもマニアックなユーザーから欧州市場名で“mazda 626”と呼ばれたりした同車の系譜として、今から20年前、2002年に登場したのが初代の『アテンザ』だった。
試乗グレード“アリュール”の現在の価格は320万6000円。先の価格改定で従来価格+15万3000円となったが、それでも最新型『308』のラインアップでは、もっとも身近なグレードであることは変わらない。
先頃あった価格改定で、プジョー『リフター』は“GT”で424万1000円(旧価格406万6000円)となった。“アリュール”の新価格398万1000円との価格差は26万円だが、装備の充実度に照らせばGTの満足度は相変わらず高い。
マツダのSUVというと、今は“CX”シリーズが中心の展開。けれどかつては通称で呼ばれ個性を発揮したモデルが用意された。今回はそうしたモデルを振り返ってみたい。
◆スペックは“いかにも”な『TロックR』
◆ジャジャ馬的な予想に反して実にジェントル
◆600万円オーバーという価格こそロック?
今からちょうど30年前の1992年10月、当時のマツダ系販売チャネルのひとつ、オートザムから発売されたのが、このマイクロスポーツ軽カー、『AZ-1』。ホンダ『ビート』、スズキ『カプチーノ』に次いでの登場だった。