1998年に登場した初代からクロスプレーン型エンジンを投入した先代に至るまで一貫して、『YZF-R1』はワインディングロードでのエキサイティングな走りを追求したモデルだった。それが今回大きく方向転換した。
純国産の本格的フルサイズ電動スポーツバイクとして注目を集める『zecOO』(ゼクー)。
KTMと言えばオフロードでの走破性を意識した硬派なモデルが多い中、1290はラグジュアリーツアラーとして位置付けられ、最上級の快適性と安全性が与えられているのが特徴である。
今回試乗した『スパイダーF3-S』は2015年登場の最新モデルで、スポーツクルーザーの位置づけ。従来モデルのRTに比べてひと回りコンパクトで軽量。ライポジもシートが低く足を前に投げ出すローライダースタイルとなっている。
世界的に注目を集めるアドベンチャーツアラーというジャンル。パワフルなエンジンとエアプロテクション装備による快適な高速巡航性能と、ダートも走れる高い走破性によって、今やツーリングモデルを代表する存在となった。