モータージャーナリストという職業柄、友人知人から良く「クルマ買いたいんだけど…」という相談を受ける。勿論価格やサイズなど条件はあるだろうが、大抵の場合「今お勧めのクルマってある?」と聞かれることが多い。
何でも全世界でたったの695台。日本向けの割り当ては、右ハンドル、左ハンドル各100台の合計200台だそうである。なわけで、多分もう無いかもしれない。ただ、この限定仕様はともかくとして、アバルト695がどんなクルマかをここではご紹介したいと思う。
小型車作りのノウハウを次々と積み上げたメルセデス、新しいAクラスは基本的には内外装のフェイスリフトにとどまっているが、数字や見た目には表れない変化が感じ取れる。その代表格は個人的に静粛性の向上である。
80年代ごろまでのメルセデスベンツと言えば、メカニカル制御の権化のようなクルマで、その作り、その佇まい、そしてその性能など全てを兼ね備えたクルマ作りをしていた。ある意味自動車界の全知全能の神的存在と言っても過言ではなかった。何故か?
パッと見た時は個人的に「なんだ、まんまレヴォーグじゃん」と思ってしまったのだが、写真を撮っているうちにあれ?なんか違うなぁ…という印象に。そこで、現行レヴォーグと2台並べてみて見比べてみると、実に大きく違うことが判明した。
今年初頭、初めてBYDの『ATTO3』というモデルに試乗した時、かなりポテンシャルのあるクルマであると書いた。そのBYDの第2弾となるモデルが『ドルフィン』と名付けられたコンパクトSUVである。
やっぱり純ICE(内燃機関)もいいよな…ということでスペシャルな試乗会にスバルが持ち込んだ『インプレッサ』は何と「ST」という“素”のグレードのモデルだった。
ルノー・ジャポンはメディアを対象とした燃費競争をやった。横浜から愛媛県の松山まで指定されたコースで走り、その燃費を競うというもの。結果は何とWLTC越えの31.0km/リットル超というとんでもない記録を出したという。
都会に住むと、40kmという距離がやはりかなり長く感じる。恐らく東京都内の住人が1日かけて東京を走り回ってようやくたどり着く距離ではないだろうか。
先代から『レンジローバースポーツ』は同社のトップモデル『レンジローバー』と同じ、オールアルミ製のモノコックボディへと進化を遂げ、正直なところぱっと見ではわからないほどレンジローバーとよく似たスタイルを持つモデルになった。