北海道新幹線 札幌延伸時の年間輸送量は最大690万人---参議院の答弁書で公表 2枚目の写真・画像

鉄道 行政
北海道新幹線新函館北斗駅で発車を待つ上りの『はやぶさ』。現行のE5系またはH5系の1編成あたりの定員は723人で、答弁書で示されて年間輸送量の最大値を適用すると、1日あたりの運行本数は26本(13往復)程度。運行時間を6~20時台と仮定すると、札幌延伸時は1時間に1~2本の本数となる計算だ。
《写真撮影 佐藤正樹》 北海道新幹線新函館北斗駅で発車を待つ上りの『はやぶさ』。現行のE5系またはH5系の1編成あたりの定員は723人で、答弁書で示されて年間輸送量の最大値を適用すると、1日あたりの運行本数は26本(13往復)程度。運行時間を6~20時台と仮定すると、札幌延伸時は1時間に1~2本の本数となる計算だ。
参議院の答弁書を基に作成した北海道新幹線の輸送密度比較(2012年度、2017年度)。札幌に近い新小樽~札幌間が最も低いが、小樽~札幌間は在来線が存続する上、新小樽駅が中心部から離れていることもあり、区間利用者が限られると見込まれたのだろうか。逆に長万部~倶知安間は一番高いが、ニセコを中心とした観光需要が見込まれることを物語っているようだ。
《資料作成 佐藤正樹》 参議院の答弁書を基に作成した北海道新幹線の輸送密度比較(2012年度、2017年度)。札幌に近い新小樽~札幌間が最も低いが、小樽~札幌間は在来線が存続する上、新小樽駅が中心部から離れていることもあり、区間利用者が限られると見込まれたのだろうか。逆に長万部~倶知安間は一番高いが、ニセコを中心とした観光需要が見込まれることを物語っているようだ。

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