東京10号線延伸新線の検討委が解散…複雑な経緯たどった千葉ニュータウンの鉄道構想 7枚目の写真・画像

鉄道 行政
千葉県営鉄道北千葉線の建設用地として確保されていた鎌ヶ谷市北中沢の空き地。同線の計画を引き継ぐ形で事業化が考えられていた「東京10号線延伸新線」の検討委員会がこのほど解散し、事業化の検討が中止された。
《撮影 草町義和》 千葉県営鉄道北千葉線の建設用地として確保されていた鎌ヶ谷市北中沢の空き地。同線の計画を引き継ぐ形で事業化が考えられていた「東京10号線延伸新線」の検討委員会がこのほど解散し、事業化の検討が中止された。
東京10号線延伸新線の予定ルート。現在の北総鉄道北総線とともに千葉ニュータウンのアクセス鉄道として整備する構想だったが、膨大な事業費や北総線との競合などが懸念されていた。
《作成 草町義和》 東京10号線延伸新線の予定ルート。現在の北総鉄道北総線とともに千葉ニュータウンのアクセス鉄道として整備する構想だったが、膨大な事業費や北総線との競合などが懸念されていた。
都営新宿線の終点・本八幡駅で発車を待つ笹塚行きの列車。当初の計画ではここで折り返さず、北千葉線に乗り入れて千葉ニュータウンまで運転されるはずだった。
《撮影 草町義和》 都営新宿線の終点・本八幡駅で発車を待つ笹塚行きの列車。当初の計画ではここで折り返さず、北千葉線に乗り入れて千葉ニュータウンまで運転されるはずだった。
本八幡駅の駅名標。右側の隣接駅表示は空欄となっているが、北千葉線が開業していれば「東菅野」の文字が入るはずだった。
《撮影 草町義和》 本八幡駅の駅名標。右側の隣接駅表示は空欄となっているが、北千葉線が開業していれば「東菅野」の文字が入るはずだった。
千葉県営鉄道北千葉線の建設用地として確保されていた鎌ヶ谷市北中沢の空き地。1978年に建設計画が凍結されて以降、具体化に向けた動きはほとんど見られなかった。
《撮影 草町義和》 千葉県営鉄道北千葉線の建設用地として確保されていた鎌ヶ谷市北中沢の空き地。1978年に建設計画が凍結されて以降、具体化に向けた動きはほとんど見られなかった。
旧・北千葉線の計画区間のうち、北総鉄道北総線に並行する新鎌ヶ谷~小室間は東京10号線延伸新線の構想に含まれず、2000年に計画の中止が正式に決定した。北総線の線路の南側(右)に複線の鉄道をもう一つ敷けるだけの空き地があるが、ここに北千葉線の線路を敷く予定だった。
《撮影 草町義和》 旧・北千葉線の計画区間のうち、北総鉄道北総線に並行する新鎌ヶ谷~小室間は東京10号線延伸新線の構想に含まれず、2000年に計画の中止が正式に決定した。北総線の線路の南側(右)に複線の鉄道をもう一つ敷けるだけの空き地があるが、ここに北千葉線の線路を敷く予定だった。
旧・北千葉線の計画区間のうち小室~印旛日本医大間は、現在の北総線の延伸部に転用された。この区間にも北総線の線路の北側(左)に鉄道をもう1本敷設できるスペースが設けられているが、こちらは成田新幹線の建設用地にする予定だった。
《撮影 草町義和》 旧・北千葉線の計画区間のうち小室~印旛日本医大間は、現在の北総線の延伸部に転用された。この区間にも北総線の線路の北側(左)に鉄道をもう1本敷設できるスペースが設けられているが、こちらは成田新幹線の建設用地にする予定だった。

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