ギャランGTOやシビックなど計160台…アリオ上田 昭和平成名車展示会 3Days

アリオ上田 昭和平成名車展示会 3Days
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長野県上田市の大型複合商業施設アリオ上田で9月19~21日、「昭和平成名車展示会」が開催され、合わせて160台の旧車や名車が集まった。日本旧軽車会(吉崎勝会長)の協力による春秋のイベントで、今回も大盛況となった。

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参加資格は平成12年(2000年)までに生産された車両。3連休(シルバーウィーク)に、1日目は国産車中心、2日目はダイハツ『コペン』を中心に国内外の旧車、3日目はミニクーパー30台を中心に軽自動車やハインケル『トロージャン』やBMW『イセッタ』といったバブルカーが展示された。

発売当時の姿をとどめていたのは、三菱『ギャランGTO』(1971年)。「埼」(埼玉)の2けたナンバーだ。トップグレードのツインカム「MR」とは違う「Mll」グレードがシブい。SOHCだがよく回る頑丈な”サターンエンジン”を搭載しており、同機を積んだ『ランサー』などは国内外のラリーやモータースポーツで活躍した。オーナーも「SUツインキャブで吹け上がりが良く、気持ちいい」と満足気。オプションのクーラーもよく冷えるという。2オーナー目で、ボディ色の一部やストライプも当時のままだった。

ホンダ『シビック』3ドア Si(1986年)もホイール以外はほぼノーマル状態。3代目のいわゆる”ワンダーシビック”で、ストリートからサーキットまで一世を風靡したFFスポーツだ。オーナーによれば「車重900キロと軽く、135馬力あるので軽快で楽しい」とのこと。「現在走行9万キロ。普通の通勤や買い物に使ってます。このまま維持できれば」と話していた。

マツダ / ユーノス『ロードスター』(1992年)は、初代NAロードスターの中古車をベースに劣化部品の交換やボディ補強、ブレーキ強化などを織り込んでメーカー系列のマツダスピードがレストアした“リフレッシュビークル”だ。当時30台を販売した中の1台。「もとは赤のボディをブルーブラックに塗り替えました。もう1回広島に預けてエンジンをレストアし、今も快適です」とオーナー。燃費は町中で13km/L、遠出で16km/Lと好調のようだった。

クラシカルな姿でたたずんでいたのは、MG『MG-TD』(1950年)。米国で大成功し、MGの名前を世界に広げることになったモデルだ。オーナーによれば、一目ぼれして5年前に購入。現在でもパーツのほとんどが新品で入手可能というのは国産旧車乗りにとっては羨ましい限りだ。直列4気筒OHV 1250ccのXPAG型エンジンは名機の誉れ高い。「エンジンが回りすぎるので壊れるんじゃないかと逆に怖い。それでも年間1万km乗ってます」と苦笑するオーナーだった。

このイベントでは初回から様々なダットサンも参加している。今回のビンテージものは、ダットサン『16型』(1937年)。4座席+ソフトトップの「フェートン」だ。ペダルレイアウトは真ん中がアクセルになっている。『ブルーバード』1200DXは1963年式。10年くらい放置されていた”納屋物件”をオーナー自らレストアした個体で、半年ほどで治し車検を取ったという。もう1台、ブルーバード1600SSSは1969年式。昔は同型の510型でラリーに出場していたというオーナーは後年510が忘れられず購入。取っておいた当時もののラリーメーターを装着するなどして往時の雰囲気を楽しんでいた。

開催期間中は曇りや小雨などと微妙な天気だったが、パレードやコーラスグループなどによるステージなどでも盛り上がった。日本旧軽車会の吉崎勝会長は「今回は関東甲信越のみならず名古屋、岐阜、神戸、大阪などからも参加してくれました。今回で6回目の開催。毎年レベルが上がって来て、少しでも町おこしやクラシックカーの文化を継承できてるのかなと思います」と話していた。

《嶽宮 三郎》

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