ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)は、創業15周年のブランドリニューアルにともない、客室乗務員、運航乗務員、地上係員が着用する制服を一新する。10月1日から着用を開始する。制服の全面リニューアルは、2012年の就航以来初めてだ。
新制服のデザインは、大阪・関西万博の日本館アテンダントユニフォームを手がけたクリエイティブディレクター、さらに中田優也氏が担当。三越伊勢丹の監修で制作した。ブランド刷新に合わせ、新たなキャッチコピー「飛ぼう。新しい方の空へ。」も設定した。
新制服は、新しくなった空港カウンターや2027年春に受領予定の新デザインの機体との調和を意識したものだ。ベージュのグラデーションを基調とし、ピーチを象徴する新しいピンクやブラウンを差し色に用いた。スカーフやポケットの意匠には、新しいロゴと連動したカーブを取り入れた。
デザインでは、実際に制服を着用して働く社員へのヒアリングを実施し、機内での荷物棚の開閉、操縦時の動作、地上での立ち座りなど、業務中の動きを検証したという。適度なゆとりを確保しながら、スマートなシルエットをめざした。
素材は耐久性に加え、柔らかさやストレッチ性、手入れのしやすさを重視した。レザー調のベルトや、ペンループを備えたポケットなども採用している。
機体外観の新塗装は2027年から客室乗務員と地上係員は共通デザインとし、新たにワンピースを導入する。ワンピース、パンツ、ジャケットを自由に組み合わせられるほか、これまで男女で異なっていたジャケットとパンツの素材・デザインを統一した。スカーフとネクタイも共通デザインとした。
また、社員が健康かつ快適に働ける環境づくりの一環として、パンプスに加えてスニーカーも着用できるようにする。運航乗務員はジャケットをシングルデザインに変更。コックピットでの操縦動作を考慮し、ストレッチ性と適度なゆとりを持たせた。ウイングバッジには、新ロゴと同じ葉っぱをモチーフとした桃をあしらう。
謎の桃ポーチ
新制服と同時に、客室乗務員向けの「謎の桃ポーチ」も導入する。立体的な桃の形をしたポーチで、機内サービス時に腰やストラップに装着する。乗客との会話のきっかけを作ることが狙いで、中身はあえて「謎」とし、不定期に更新する予定だ。
デザインを担当した中田氏は、乗客が飛行機に乗る際に緊張感を持つこともあるとして、「ピーチに乗ると安心する、ほっとすると感じていただけるような、固くなりすぎないデザイン」を心がけたそうだ。










