UDトラックスは4月21日、大型トラック『クオン』の走行装置(ハブベアリング)について不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2017年4月28日~2026年1月5日の間に製作された1車種32型式、計1万3288台。
不具合の内容は、非駆動の後後軸ハブアッセンブリにおいて、ロックワッシャの摩耗に関する評価が不十分なため、車両振動等により摩耗したロックワッシャが抜け出し、ハブカバーと干渉し異音が発生することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、干渉により発生した摩耗粉がハブベアリング内に侵入してハブベアリングの焼付きが発生し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、非駆動の後後軸ハブナットにベアリンググリスを塗布したうえで、ロックワッシャ、リテーナリング、シーリングリングを新品に交換する。なお、ロックワッシャの抜け出しが確認された場合には、当該ハブアッセンブリ一式を新品に交換する。
これまでに、不具合の発生件数は71件、事故は火災が4件報告されている。



