住友ゴム工業の「ダンロップ」は、2026年シーズンより元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手とともに、イタリアラリー選手権(CIAR)に参戦すると発表した。
CIARはイタリア国内で最も格式が高く、トップチームや有力ドライバーが集う最高峰のラリーカテゴリーだ。今回の参戦は、ダンロップのモータースポーツ活動のさらなるグローバル拡大を図る中で、コバライネン選手のCIAR挑戦のタイミングと合致したことから決定した。
コバライネン選手は「ヨーロッパで再びダンロップと協力できることをとても嬉しく思っています。イタリアラリー選手権はタイヤをテストするには非常に競争力の高い環境です。勝てるタイヤを生み出し、育てていきたい」とコメントした。
CIARは欧州でも屈指のハイレベルな国内選手権として知られ、全7戦すべてがターマック(舗装路)で開催される。高速かつテクニカルなステージ構成が特徴で、ドライバーには精密なライン取りや高度なブレーキング技術など、極めて高い走行性能と判断力が求められる。
WRC(世界ラリー選手権)やERC(欧州ラリー選手権)で活躍するトップドライバーも多数参戦しており、国際的にも屈指の激戦区として高い評価を受けている。また、若手有望ドライバーにとってはトップカテゴリーを目指す登竜門でもある。
参戦チームはジーノ・スクーデリア。ドライバーはヘイキ・コバライネン選手、コ・ドライバーはパトリック・オーマン選手が務める。車両はシトロエンC3ラリー2で、使用タイヤはダンロップのDIREZZA 201Rおよび301Rだ。
ダンロップは本参戦を通じて、過酷なターマックラリーで得られる知見をタイヤ開発へフィードバックし、性能向上とブランド価値の強化を図るとしている。
なお、住友ゴム工業は2026年よりコミュニケーションブランドをダンロップに統一。ブランドステートメント「TAKING YOU BEYOND」のもと、挑戦するすべての人々の可能性を広げる存在を目指している。




