日立、米国子会社2社統合でデジタル事業強化へ…Lumada 3.0成長加速めざす

日立デジタルサービスのロゴ
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日立製作所は、米国子会社のグローバルロジックと日立デジタルサービスを統合する計画を発表した。Lumada 3.0のグローバルな成長加速と、日立グループ全社のデジタル化をけん引し、デジタルシステム&サービスセクターのデリバリー体制の一層の強化を図ることが目的だ。

統合は4月に開始され、現グローバルロジック社長兼CEOのスリニヴァス・シャンカール氏が率いる。

今回の統合により、DXのライフサイクル全体を通じた戦略策定から開発、運用に至るEnd to Endの専門知識を提供する。AIを含む先進的なデジタル技術と大規模なミッションクリティカルシステムをインテグレーションする能力を有する強固なデジタル事業体制を構築する。

両社が持つデジタルエンジニアリングやチップからクラウドに至るソフトウェア開発力、AI適用技術やミッションクリティカルなシステム構築力といった強みを融合する。これらのケイパビリティと、日立グループのOT・プロダクト領域で長年培ってきたドメインナレッジを生かし、「カスタマーゼロ」アプローチを通じて自社内のデジタル化をけん引していく。

日立グループでの実績も取り入れることで、自動車や鉄道などのモビリティやエネルギー、インダストリーの主要分野における複雑な課題解決に貢献する。

統合後の新組織は、グローバルロジックのVelocityAIや日立デジタルサービスの日立アプリケーションリライアビリティセンターといった強力なオファリングとパートナーとのアライアンスからなるエコシステムにより、統一的な「AI Factory」を確立する。

これにより、現場の運用に即したAIオファリングを開発し、ミッションクリティカル領域への実装・運用までがシームレスに実現する。また、新組織が日立グループ内の連携を深化させながら、AIで社会インフラを革新する次世代ソリューション群HMAX by Hitachiの展開を加速し、顧客と社会に対する提供価値を最大化していく。

これらにより、Lumada 3.0の成長を加速し、日立の経営計画「Inspire 2027」でめざす環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献していく。

《森脇稔》

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