ディーゼルエンジンの基礎から最新動向まで、徹底的に知る

ルドルフ・ディーゼル博士
  • ルドルフ・ディーゼル博士
  • 1893年7月、アウグスブルク機械製造所の試験工場における最初のディーゼルエンジン
  • 『ディーゼルエンジンの徹底研究』

ディーゼルエンジンの基本構造から近年の技術動向までを網羅した解説書、『ディーゼルエンジンの徹底研究』(発行:グランプリ出版)の〈増補二訂版、新装版〉が登場した。実務者をはじめ多くの読者に読み継がれてきた内容をもとに、最新の技術潮流を反映した構成だ。

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本書は、日野自動車の元副社長で工学博士の鈴木孝幸氏が編集を担当した。近年主流となっているターボインタークーラ付ディーゼルエンジンを中心に、構造や機能、性能をはじめ、燃料、潤滑、冷却といった基礎分野を解説している。

さらに、燃焼改善技術や排出ガス低減技術の進展、商用ハイブリッドシステムに代表される電動化、クリーン化の動向、石油代替燃料エンジン技術まで幅広く取り上げる。設計担当者の視点で記述されており、実務に即した内容が特徴だ。

かつてディーゼルエンジンは、NOxやPMの排出量が多いことから大気汚染の原因とされ、黒煙を伴うイメージが一般に定着していた。しかし、排出ガス規制の強化を背景に、燃焼技術や後処理技術が飛躍的に進歩し、現在ではその印象は大きく変化している。

燃費性能の高さから、原油価格の上昇や地球温暖化対策の観点でも、ディーゼルエンジンへの期待は高まっている。本書は、若手技術者や研究者、理工系学生、車両整備士、環境問題担当者、教育関係者、一般の関心層まで、幅広い読者を想定し、平易な文章でまとめられている。

1893年7月、アウグスブルク機械製造所の試験工場における最初のディーゼルエンジン1893年7月、アウグスブルク機械製造所の試験工場における最初のディーゼルエンジン

本書は2006年に刊行された内容を基礎に、近年の技術動向や今後の方向性についても可能な限り盛り込み、カバーデザインを一新した構成となっている。


ディーゼルエンジンの徹底研究』〈増補二訂版、新装版〉
編者:鈴木孝幸(日野自動車元副社長、工学博士)
発行:グランプリ出版
体裁:A5・並製・309頁
定価:3300円(本体3000円+税10%)

目次
第1章 ディーゼルエンジンについて
第2章 ディーゼルエンジンの基礎
第3章 ディーゼルエンジンの性能
第4章 ディーゼルエンジンの構造と機能
第5章 ディーゼルエンジンの燃料、潤滑油、冷却水
第6章 低排出ガス・クリーンエンジン
さくいん

『ディーゼルエンジンの徹底研究』『ディーゼルエンジンの徹底研究』

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《高木啓》

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