本田技研工業(ホンダ)は11月7日、2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月)の連結決算を発表した。営業益利益は41%減。EV市場減速で四輪が苦戦し、通期見通しを下方修正した。二輪は過去最高の成績だった。
●二輪事業は過去最高の販売台数・営業利益・営業利益率
売上収益は10兆6326億円で前年同期比1.5%減、営業利益は4381億円で同41.0%減となった。税引前利益は5274億円(同28.9%減)、親会社株主に帰属する中間利益は3118億円(同37.0%減)だった。
二輪事業は、ベトナムでの販売減少があったものの、ブラジルなどで堅調に推移し、過去最高の販売台数・営業利益・営業利益率を達成した。一方、四輪事業は価格改定の効果があったが、関税影響やEV関連の一過性費用などを計上したため減益となった。










