自律走行レース「A2RL」参戦のTGMGP、高速AI/HPCクラウド「Raplase」導入

TGM Grand PrixがA2RL参戦に向けた開発でエクストリームーD社から高速AI/HPCクラウド「Raplase」を供給
  • TGM Grand PrixがA2RL参戦に向けた開発でエクストリームーD社から高速AI/HPCクラウド「Raplase」を供給
  • 自律走行レース「A2RL(Abu Dhabi Autonomous Racing League)」参戦マシン

TGM Grand Prix(TGMGP)は、11月にアブダビで開催される自律走行レース「A2RL(Abu Dhabi Autonomous Racing League)」への参戦にあたり、エクストリームDが開発・運用する高速AI/HPCクラウドサービス「Raplase(ラプラス)」の供給を受けると発表した。

Raplaseは、高速データ転送技術を基盤とした次世代のAI/HPCクラウドサービスで、大容量のデータを瞬時にやり取りできるため、AIモデルの学習やリアルタイム解析などで高い処理速度と安定性を実現する。

TGMGPは、このRaplaseを活用して、A2RL参戦車両の自律走行アルゴリズムの開発・検証プロセスを高速化するとともに、走行データやシミュレーション結果を即時に解析できるデータ基盤を構築する。これにより、レース現場での戦略判断やAI学習サイクルの短縮が可能になる。


《森脇稔》

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