ソニーとSmart Eye、車載センシング技術で協業…新型センサーにAI技術を統合

IMX775による撮像例
  • IMX775による撮像例

車載AI技術を手がけるスマートアイ(Smart Eye)は、ソニーセミコンダクタソリューションズと協業し、同社の新型IMX775 RGB-IRイメージセンサーにスマートアイの車室内センシングおよび生体認証ソフトウェアを統合したと発表した。

この協業により、ソニーの高性能イメージング技術とスマートアイのAIベース車室内センシング・虹彩認証技術を組み合わせ、自動車メーカーが進化する世界的な安全要件に対応しながら、個人化機能やデジタルサービス、車内決済への安全なアクセスを提供する。

ソニーの新型IMX775イメージセンサーは、2.1μmのピクセルサイズと500万画素の有効解像度を持ち、RGBと赤外線イメージングを単一チップで実現する。940nm近赤外線波長での高感度性能とRGBでの110dBの広いダイナミックレンジにより、あらゆる光条件下で高品質な画像を提供する。


《森脇稔》

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