ダイハツ、福祉介護送迎システムをリニューアル…専用アルゴリズムで送迎計画の生成精度を向上

福祉介護の送迎を支えるシステム『らくぴた送迎』をリニューアル
  • 福祉介護の送迎を支えるシステム『らくぴた送迎』をリニューアル

ダイハツ工業は10月1日、通所介護施設向けの「福祉介護・運行管理システム『らくぴた送迎』をリニューアルし、販売を開始した。

「らくぴた送迎」は、介護現場の労働生産性向上を目的として、通所介護施設の送迎業務を送迎前・送迎中・送迎後の各シーンでサポートする運行管理システムだ。2018年の発売以来、全国の通所介護施設で利用されている。

今回のリニューアルでは、独自開発した介護送迎専用のアルゴリズムを採用し、送迎計画の生成精度を向上させた。送迎車両の自宅到着および施設への発着時間の指定、利用者の車いす・歩行器の有無の登録、乗車可能車両など、複数の条件を考慮して自動で最適な送迎計画を生成する。

さらに、複数施設間の共同送迎や、利用者を自宅まで送った後に施設に戻らず次の迎えへ行く通し送迎といった、より複雑な送迎形態への対応を実現した。これらの複雑な送迎を管理しやすくするため、ユーザーインターフェース(UI)を刷新し、一覧性・操作性を高めた。

また、従来のレンタルスマートフォンに加え、利用者のスマートフォンからも利用できるアプリを提供することで、より多くの顧客のニーズに対応できるようになっている。

《森脇稔》

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