ホンダや日立が出資するアステモの子会社のアステモアメリカスは9月4日、米国ケンタッキー州ハロッズバーグからミシガン州ウィクソムに本社を移転し、開発設備等を備えた新たな複合施設を開設するため、9500万ドルを投資すると発表した。
この投資は、自動運転や電動化といった自動車産業の進展に伴い、ますます複雑化するソフトウェア関連の需要に対応するもの。アステモは、日本だけでなく米国においてもSDV技術分野における競争力を強化する。
新たな施設の建設は2026年春に開始され、2027年秋に完成する予定だ。この計画により、デトロイト地域において200人の新規雇用が創出される見込みで、そのうち150人以上がSDV技術の開発に特化したエンジニアとなる予定である。