デンソーと九州工業大学、AI外観検査システム共同開発…微細な傷や異物を高精度で検出

デンソー九州と九州工業大学が外観検査AIを開発
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  • 検査の自動化を行う生産ラインの様子

デンソー九州と国立大学法人九州工業大学が27日、熱交換器の製造工程における外観検査業務の効率化を目指し、AI技術を活用した外観検査システムを共同開発したと発表した。新設予定の製造ラインに実装され、検査工程の品質安定と作業効率向上を図る。

デンソー九州はこれまでもAIを活用した生産プロセスの最適化を進めており、九州工業大学もAI技術を重点研究領域として社会実装を推進してきた。今回の共同研究では両者の技術的強みと課題意識が一致し、高精度な外観検査AIの開発が実現した。


《森脇稔》

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