電池大手ノースボルト買収へ、リチウム硫黄電池の米ライテンが新たな資金調達

リチウム硫黄電池を手がける米国のLyten(ライテン)
  • リチウム硫黄電池を手がける米国のLyten(ライテン)
  • ノースボルトの開発拠点

リチウム硫黄電池を手がける米国のLyten(ライテン)は、2億ドル超の新たな資金を調達したと発表した。電池大手ノースボルトの買収に向けた資金に充当する。

これにより、ライテンへの総投資額は6億2500万ドルを超えた。追加投資は主に既存投資家から提供され、ライテンは米国と欧州での買収戦略と拡張計画を加速する方針だ。

また同日、ライテンはノースボルトのエネルギー貯蔵製品のボルトパック・モバイル・システムズ(VMS)、ボルトラック、および開発中の将来のBESS製品の権利を取得したと発表した。これは2024年11月以降、ライテンにとって3件目のノースボルト関連買収となる。


《森脇稔》

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