BYDと香港科技大学、ロボット技術と自動運転で協力へ…具身知能実験室を設立

BYDが香港科技大学と協力枠組み協定を締結し、「香港科技大学-BYD具身知能連合実験室」を共同設立
  • BYDが香港科技大学と協力枠組み協定を締結し、「香港科技大学-BYD具身知能連合実験室」を共同設立

BYDは、香港科技大学と協力枠組み協定を締結し、「香港科技大学-BYD具身知能連合実験室」を共同設立すると発表した。実験室は香港科技大学キャンパス内に設置され、BYDは今後数年間で数千万香港ドルを投資し、実験室の運営を支援する。研究の重点は具身知能分野に置かれる。

両者はデータ主導型の具身知能研究を重点的に探求し、シミュレーション環境と実環境に適用可能な操作データ収集の新手法を開発する。これによりデータ取得コストの削減を図る。

収集されたデータは具身知能大規模モデルの訓練に活用され、ロボットが家庭や工場環境で多様なタスクを自律的に完成できるようにする。

さらに、両者は自動運転分野でも深い協力を展開し、高度自動運転技術の安全性と信頼性の向上を目指す。


《森脇稔》

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