ビンファスト、EV新工場をベトナムに開設…年産20万台

ビンファストがベトナムにEV新工場を開設
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ベトナムのEVメーカーのビンファストは、ハティン省ブンアン経済区にEV新工場を開設した。

建設開始から7カ月以内という異例の速さで完成した同工場は、ビンファストにとって世界5番目の製造拠点となる。

ハティン工場は、ビンファストが正式に生産を行う2番目のEV製造拠点で、同社のグローバル生産ネットワークにおける5番目のプロジェクトとなる。建設と設備設置が7カ月以内で完了したハティン工場は、これまでに建設された自動車工場の中で世界最速級の建設スピードを記録した。

工場は総面積36万平方mで、車体溶接工場、塗装工場、総組立工場、物流倉庫、品質管理センターなどの主要工場を備える。さらに24万平方mの補助クラスターが建設中で、今後数年間でさらなる拡張が計画されている。

ハティン工場には、東南アジアで最も先進的で高度に自動化された生産ラインの一つが導入されている。ABB、デュル、ファナック、シーメンスなど世界有数のパートナーからの最先端技術を採用している。すべての製造プロセスは、ISO 9001(品質管理システム)、ISO 14001(環境管理システム)、IATF 16949(自動車品質管理システム)を含む国際基準に厳格に準拠している。


《森脇稔》

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